レモン 毎月の記録

レモンの成長 2020.5
花は沢山咲きましたか?

 

令和2年5月30日(土)

 

本日のこちらの、
最高気温  28℃
最低気温  19℃  の予想です。

 

4月
枝葉が伸び始め、緑もいちだんと濃くなります。中旬以降は花蕾が発生。

5月
気温の上昇とともに、枝が伸びて葉が次々と展開し、大きく成長します。花蕾は徐々にふくらんで、開花します。

6月
果実が肥大する時期ですが、落果も始まります。夏枝は芽欠きをして間引きましょう。

教本などに出て来る言葉です。

 

当家のレモン達はといいますと・・・

4月に蕾が見え始め、5月には満開となり散っていきます。
葉の新芽が次々と生えて来る感じはありません。

 

一昨年の平成30年は、

5月20日に「新芽が伸びてきた」と感じていた様です。

昨年の平成31年は、

6月1日に「次々と新芽が出始めた」と感じていた様です。

 

つまり、5月迄はお花の季節で、6月(5月下旬)以降は枝葉の季節。
4月以降、葉は全く成長していないのでしょうか? よく見てみると、そういう訳でもなさそうです。生えていた葉は、やはり大きく成長しています。

 

私の過去の写真フォルダを振り返ってみますと、蕾や花の写真は沢山あるのに、葉の写真は少ないです。私の関心が果実にあった事が伺えます。「成長」を感じる為にも、枝葉の成長にもっと注意を払うべきでした。また、新たに生えて来る新芽には気付きやすいのですが、既に生えている枝葉が大きく成長していく様子には案外気付かないものだと感じました。あるスポットに集中して、その様子の変化を記録し続けるのも良いのではと感じました。

今から伸びて来る枝は、春枝ではなく、夏枝とも言える時期に入ってくるのかもしれませんが、葉の成長にも注意を払っていきたいと思います。

という事で、今の様子はと言いますと・・・

 

花柚子

 

 

今年も、レモンより始動が遅いです。蕾も見られません。新芽が沢山でてきている様でもありません。
しかし、既にあった葉が大きく伸びていると思います。接ぎ穂の下辺りの枝からは新芽が沢山生えてきます。その場所に沢山の新芽が欲しい時は、剪定か接ぎ木で強引に生えさせる事が出来るのではないか?と思う程です。

みかんの接ぎ穂

平成31年3月に接ぎ木したみかんの接ぎ穂です。今年の接ぎ木の際、この枝からも接ぎ穂を取りました。その時は「もうこれ以上枝を取ったらヤバい。」と感じる程に取りました。しかしながら、その後約3か月でこの様に枝葉が増えています。

 

今年(令和2年)の接ぎ穂です。
「この枝葉、グングン伸びそう」と感じた枝を台木に選びました。

もう1つ心掛けた事。
敢えて、台木側から出てきた新芽を切除しませんでした。

今の結果は3連勝です。
まだまだ、接ぎ穂にもともとあった栄養で成長しているのかもしれません。つまり、接ぎ木自体が成功しているかどうかは分からない状態という事です。ですが、良い感じです。

 

みかんの高接ぎは接ぐ前から成功か失敗か分かります。korolemonさんが途中で枯れるかもしれないと言うのも接ぐ前から分かります。これ、もしかして途中で枯れるかも。(接ぐ前に)途中で枯れるかどうかはその枝が成長する枝かどうかで決まります。(木がその枝を成長させる気があるかどうかです。)接木技術ではありません。養分が継続して回る枝に接ぐ枝かどうかです。・・・また若木か既に成長した木かでも変わりますね。高接ぎの場合、木の下枝(下方)は実に養分を送る枝で高接ぎは枯れ易いと言えます。果樹は超芽優勢の法則があります。成長させる養分は木の頂部へと言うものです。成熟した木の高接ぎは木の上1/3を切り戻して、その上の方にある元気な1年枝に接ぐと途中で枯れるこは無いと思います。・・・台木の状態、接ぎ穂の状態。この両方を見ますと大体接ぐ前に成功するかどか分かります。この枝を採取したら失敗する。この枝に接いだら失敗する・・・

日本一の果実さんより

 

今年の2月、私が接ぎ木をする際に、日本一の果実さんから頂いたコメントです。今年は特に、「今から、グンと大きく成長していきそうな枝」を台木に選んでみました。そして、今迄の接ぎ木との違いを明確にする為に、敢えて、台木側から生えてきた新芽を取り除きませんでした。

一番良い状態で接ぎ木が出来たかな?と思っていたのが、この「接ぎ穂3兄弟」です。まだまだ予断は許されない時期ですが、3兄弟とも新芽が出て来てくれて嬉しい限りです。

 

 

庭植えレモン

 

 

葉が少なくなってきた感じがします。枝によっては「ツルッパゲ」の枝も。樹が大きくなりますと、青虫君のお手入れが簡単に出来ません。

「葉はなくなっても、暫くすると新たな葉が生えてくる」と言いますが、それでも時間を要しますので、食べられる速度が速いとハゲハゲ感が強くなってしまいます。

やはり、キャタツを使ってでも、青虫君との闘いをしないといけないのかもしれません。^^;

さて、5月は開花の月でした。
沢山の蕾が付いてくれ、沢山の花が開花しました。近くに寄っただけで、レモンの花の香が漂いました。樹にようやっと花が咲く様になった頃は、咲いても3日程で落ちていました。しかしながら、結構長い期間、咲き続けるようになってくれました。

皆さんのレモンの5月は、いかがでしたでしょうか?

 

地面が花で埋もれました。 ^^;

 

鉢植えレモン

 

 

こちらもハゲてきています。植え替えの必要があるのでしょうか?

かなりの数の摘蕾をしました。1枝に1蕾となるぐらい。しかしながら、既に、また沢山の蕾が出だしました。数個の蕾の塊まであります。

摘蕾をしても、新芽が出てこないのが悲しいです。

昨年は全滅でしたが、今年鉢植えレモンに接ぎ木した接ぎ穂から芽が出だしました。今は、かなり大きく成長してきました。これで、ほぼ全ての苗木がカクテルツリーになった感じです。^^

 

日向で育てた挿し木鉢植えレモン

 

 

こちらもやはり葉が少ないです。
蕾は摘蕾する程に生えましたが、新芽が出て来て成長している様ではありません。

剪定しなければ、と思う程に枝葉は伸びて欲しいのですが・・・

接ぎ穂からは沢山新芽が・・・

 

小鉢強剪定あり

 

見た目は枝葉が多い様ですが、他と同様新芽が出て来る様ではありません。

「蕾が沢山出てきます」と言った感じです。

花は沢山咲くのだが・・・

「日向で育てた挿し木鉢植えレモン」と、「小鉢強剪定ありレモン」とを比べてみた方が良いかもしれません。1つは、植え替えを実施し、もう1つは、このまま放置。肥料は4月26日に化成肥料を施肥していますので、追肥はせず、植え替えだけ実施。今日にでもやってみますか・・・

 

大鉢強剪定あり

 

こちらが一番「動きなし」です。
ここにきて、蕾が沢山生えだしました。一番心配な苗木です。

しかしながら、この苗木をこれ以上大きく育てる予定はありません。現状維持。

植え替えも実施してきた苗木なので、当面このまま様子見とします。

早く元気になぁ~れっ!!

 

 

みなさんのレモンの5月はいかがでしたでしょうか?

枝葉が伸び始め、次々と展開しましたか?
蕾が付き、小さな果実の赤ちゃんが生りましたか?

 

 

 

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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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