令和3年6月6日(日)
令和元年5月 初めて取り木にチャレンジ ⇒ 失敗。
令和3年4月 2度目の取り木 ⇒ 実施中。
令和3年6月 3度目の取り木 ⇒ 今回!。
果実を生らせた若い苗木(初年度、或いは2年目の苗木)を作る為に「取り木」をしてみました。今年4月に再チャレンジしたのですが、その枝の実が全て落ちてしまいました。昨年までの様子から、不完全花や生理的落果の心配はもう無いと思っていました。しかしながら、今年は半分ぐらいは不完全花だったのではないでしょうか? 又、生ったと思った果実がどんどん黄色くなっていき、そして落果。。。これでは例え「取り木」が成功しても、「果実をならせた」は実現出来ない事になります。
取り木の適期
基本的には、取り木はいつでも出来る様です。ただ、上手く根が生えてきて切り取り植え替えた時、その枝が成長出来る時期であった方が良い事から、取り木をする時期は2月~6月頃が良いと考えられる様です。独立させた時が冬であれば、その後、なかなか成長しにくいですよね。
という事で、昨日(6月5日)、再度取り木にチャレンジしてみました。庭植えレモンに生った果実は、少しながら肥大化してきました。落果の心配も少なくなってきたのではないでしょうか?
先ずは、今年4月に行った取り木の様子を確認してみました。
むむっ。これは「根」なのでしょうか? 外皮を切り取った部分から、もこもこと白い塊が出てきています。
ちなみに、取り木を実施して1か月経過した5月2日の様子をアップした記事がこちらです。
この時は、ほとんど動きなしです。「失敗した!」と感じた程です。「枯れてはいない」ので「暫く様子を見るだけみてみよう」という感じで残してみました。それから僅か1か月で「もこもこ」が出来ていました。これが「根」と呼べる程に成長してくれれば、私がやっている「取り木」の方法は間違ってはいないということになります。前回取り木をしたのが4月11日です。その頃より今の方が活発な成長をする時期です。なので、2か月もしないうちに「根」を生やしてくれるかもしれません。
淡い期待を持ち、「取り木」の準備に入りました。
1、水苔を湿らせた
「水苔」の代わりに「ガーゼ」でも出来るという記事を読み、「水苔」を持っていなかった私は「ガーゼ」を使ってきました。しかしながら、「水苔」を使う方が良いのでは?と感じる様になりました。時期的なものだけの話かもしれませんが、2回目の取り木から1か月経過時点でほぼ動きがありませんでしたので、その時に「ガーゼ」から「水苔」に変更、そして今回「根」らしきものを確認出来ましたので、「水苔」が効いたのかと感じてしまうのです。
2、取り木をする枝を選定
①無くなっても構わないと思える位置にある枝、②元気な果実が生っている枝を判断基準にして、「取り木」する枝を選定してみました。この時は全く気にならなかったですが、水苔を巻こうとした時に思いました。
あっ、水苔に染み込ませている水がまともに落ちてくるなぁ。前回取り木をした時に選んだ枝は横に伸びている枝であり、下側をビニール袋で覆えるから水が漏れにくかったけど、今回は縦なので、水が漏れていき易いかもしれないなぁ。
こまめな水分補給が必要となるかもしれません。それなりの大きさに育っていている果実が3つも付いている枝を選定したのです。出来る限り成功させたいのですが。。。 ^^;
3、外皮を剥いてみた
取り木をする時に、どれぐらい深く剥いたら良いのかが分かりません。接ぎ木を考えた時は薄緑色の形成層を合わすので、形成層を残した方が良いのか? 或いは、形成層をも切り取り白っぽい木質部まで見える様にした方が良いのか? 分からないので両方の状態がある様にしてみました。薄っすら削った部分と、少し深めに削った部分がある様に。根が生えてくるのは外皮が残っている部分の内側からの様なので、あまり違わないのかもしれませんが。(養分が届けばそれで良い?)
4、発根促進剤をつけた
5、水苔で巻いてみた
6、アルミホイルで巻いてみた
さて、これでまた様子見です。 今度こそ上手くいってくれれば良いのですが。。。
~ あとがき ~
降ったり止んだりの梅雨です。
雨の後、庭を見回っておりますと。。。
すももの果実が落果しておりました。
認識している範囲で。。。
あと残っているのは、鉢植えのすもも苗木に1個だけ。
ただ、この1個がやたら大きくそだっているものです。
今年、そももの味見は出来るのでしょうか? ^^;
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