2018.2.18 1回目接ぎ木実施。
庭植えレモン ; アレンユーレカレモン成功
花柚子 ; アレンユーレカレモン成功
2019.3.9 2回目接ぎ木実施。
庭植えレモン ; 4種成功
花柚子 ; 4種5本成功
2020.2.11 3回目接ぎ木実施。
毎年、接ぎ木にチャレンジ中です。
今年で、3年目です。
「半分は成功する」というイメージになってきましたが、「こうすれば、ほぼ成功します」というイメージにはほど遠い状態です。
穂木が枯れていく様を見ていますと、「もっと太くて丈夫そうな枝を穂木として接ぎ木した方が成功するのではないか?」と思ってしまいます。「萌芽前の1年生か2年生枝が良い」様なので、その基準で枝を選別しますと、やはり細い枝となってしまいます。^^;
穂木の選定については、「柑橘接ぎ木 成功の秘訣」で一度まとめてみました。
この他、
・ 南側の新梢で、先端や基部ではなく真ん中の部分を使う。
・ 穂木は2葉2芽で採る。
・ 若い枝であるほど、活着率が上がる。
などの選定ポイントを読みました。次回は、しっかりとした芽が2つある状態のものを穂木にする点に注意したいと思っております。
今の所失敗である様に見える接ぎ木は、直ぐに切り取り、適期ではない今にでもやり直したい気分にもなりますが、もう暫く様子を見てみる事にしてみました。
接ぎ木を行った年、ほとんど新芽は出てこず「失敗かな?」と思っていても、翌年新芽が出てきたケースもあります。(もっとも、上手くいった場合は1月以内に新芽が出てきますが・・・)
2回目の接ぎ木から、丁度1年5ヵ月が経過しました。
今春行った接ぎ木の結果と共に、その様子を記録しておきたいと思います。
先ずは、2回目の接ぎ木の記録です。
今年、花柚子は全く実を付けませんでした。昨年ならし過ぎた様です。その影響からか、花柚子に接ぎ木した穂木にも、全く実が生っておりません。しかしながら、庭植えレモンの接ぎ穂には実が生りました。相応に成長してくれています。
来年は、花柚子の穂木にも実が生るのでしょうか?
「接ぎ木では、翌年から実の収穫が期待できる」というのは事実でした。台木が実を付けられる程成長しているのですから実が生る、という事なのでしょう。
1、大鉢強剪定あり鉢植えレモン
2、小鉢強剪定あり鉢植えレモン
3、日向で育てた挿し木鉢植えレモン
新芽が出て来て、かなり成長していますので、もう大丈夫でしょう。
来年からは、苗木を小さくまとめて、少なくても良いので「立派な果実」の収穫を目指したいと思っておりますので、枝は剪定していく予定です。
4、鉢植えレモン
まだまだ分からない状態ですが、穂木の先端部から新芽がチョロッと出てきています。もっと沢山出て来てくれれば「成功」と確信できるのですが・・・
5、庭植えレモン
「はるみ」や「せとか」は、樹の上部ではなく、むしろ下側ですが、きっちりと付いてくれました。2年目で実も付けてくれています。
6、花柚子
このアレンユーレカレモン(一昨年)とみかん(昨年)の接ぎ穂が最も大きな成長を見せてくれています。アレンユーレカレモンは生るかなぁ?と思っておりましたが、1つも実を付けませんでした。この他、デコポンも少しずつ成長を見せてくれています。
7、カラタチ台木の接ぎ木
そして最後に、挿し木で増やしたカラタチを台木にして接ぎ木を行った苗木達です。
今年初めてのチャレンジです。
接ぎ木を始めてからの、言わば「ゴール」です。
「カラタチ台木のカクテルツリーを成功させられたら、十分納得かなぁ。」と思っております。ただ、この台木も、非常に若く・・・ 😯
この4本接ぎ木した苗木がメインでした。
台木としてのカラタチも、一番大きく成長しているし、なんとか成功させたいと思っていたのですが・・・
今迄の経験上、接ぎ木すると、1ヵ月以内に新芽が出てきます。
2か月もすると、結構な数の新芽が出てきます。
この状態になると、ほぼ100%枯れることなく成功です。
接ぎ木後3か月経過しても枯れていない場合、形成層自体は繋がっていると考えられる様ですが、その後枯れるケースや、1年後に新芽が出て来るケースもある様です。新芽が出てきた場合でも、その後ゆっくりとした成長。
この穂木4本のカラタチ苗木ですが、3本は今すぐにでも切り取り、新たな穂木を接ぎ木してみたいとも考えましたが、年内は様子を見る事にしました。状態が悪い様でしたら、来年3月初旬に再度接ぎ木してみましょう。
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