コロとみるく

koroが、虹の橋のたもとに旅立ちました。

 

2020年5月16日(土)

 

AM0:20頃、

当家のkoroが虹の橋のたもとに旅立ちました。

 

昨年6月、妻がkoroの歯茎に塊を発見し、病院に連れていきました。

細胞検査をして頂いたところ、「余命2か月」との診断でした。

それから毎晩、koroと一緒に寝ることにしていました。

 

最近、一緒に寝る(私の布団の上で寝る)こともままならない状態になりました。

koroが、自分で思うように動けなくなってからです。

ふと目が覚めると、koroが横で立っていたりしました。

私の寝返りの度に、koroも体を動かさないといけなくなるのが辛かったのかもしれないと思いました。

それからは、koroのケージ(お家)で寝かせ、その横に布団を敷いて寝ていました。

 

時折徘徊するので、その度に起きなければなりません。

おしっこか、お水を飲みたいのか、どちらかです。

 

昨晩も、ケージで寝かせようとしました。

koroの息が荒くなってきたのを気にして、

妻が「今日は、私が横で寝る!」と言いました。

布団を敷いて、私はkoroの横で寝ていました。

妻が寝る支度をするまで傍にいようと思ったのです。

 

妻が歯を磨いている時、ハーハー言っていた呼吸が落ち着きました。

妻は、「あれっ、ちょっと呼吸落ち着いたかな? 寝入ったのかもね。」と言ってました。

 

 

家族全員が家に居る時で良かったと思います。

直ぐに声をかけると、皆全員集合です。

それぞれの想いがあります。

 

おばぁさんも、次男坊も、

「良かった。これ以上もうしんどい思いをしなくてもいい。」と。

昨年6月に発見してから、実に11か月程。(2か月ではありませんでした)

走れなくなり、歩けても斜めに歩くようになり・・・

口も右側半分に腫瘍ができて、手でかく度に血が出てきて・・・

 

 

食べることが大好きなkoroでした。

最後の方まで、食欲は落ちず・・・

でも、最後の最後は食べなくなり、専用の缶詰を買ってきたり、液体の食べ物を買ってきたり。

 

昨晩は、その液体の食べ物も食べませんでした。

人間が食べるものにも見向きもせず。

見かねた次男坊が、鶏肉スープを作りました。

お水だけは飲んでいたからです。スープなら・・・

すると、その鶏肉スープを美味しそうに飲んでいました。

たくさん、たくさん。

食べる事が大好きだったkoroに、美味しさを届けられたのでしょうか?

 

 

平成19年1月頃に我が家に来たと記憶しています。

それから13年4か月。

 

私は、時々妻に言っていました。

「家族皆、働いたり学校に行ったりしているのに、koroだけは何もしないでいいなぁ」って。

 

妻は、必ず言ってました。

「koroのお仕事は、家族のみんなに癒しを与えることやねん。だから、ちゃんとやってる!」

 

koroは、13年4か月の間、私達家族にもの凄く大きな癒しを与えてくれました。

長男坊が小学校4年生、次男坊が小学校1年生の頃から、

今は、長男坊が社会人2年目、次男坊が大学3回生。

私達家族にとって、最も大事な13年と言える期間なのかもしれません。

その間、ずっーと一緒にいてくれた、

大事な大事な、家族。

 

 

 

明日 10:00。

個別火葬の予約を取りました。

ちょっとした葬儀をしてくれるそうです。

その後、合同墓に埋葬してくれるようです。

当家から車で15分程度の場所で、

これからも、ちょいちょい行けそうで良かったです。

金額は、17,000円程度とのこと。

 

 

 

人は2度死ぬ」という言葉を聞いたことがあります。

1度目は、肉体の死であり、

2度目は、忘却の死、だそうです。

その意味では、koroが死ぬのはずっと先の話しなのですが、

でも、記録を残しておこうと思います。

より鮮明に・・・

月日が経過しても、より鮮明に記憶しておくために。

 

 

海月さんから教えて頂きました。

「亡くなった動物は、虹の橋のたもとで飼い主を待つ。」

 

少しだけ待っていて下さい。

順番で、会いに行きます。

みんな待っていてくれていると思います。

 

 

 

koroelmon

 

 

 

 

 

 

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korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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