レモン塩の使い方
「レモン塩を作ってみた!」の続きです。
今回は、出来たレモン塩からとれる「レモン
塩エッセンス」等の材料の確認をしてみま
す。
まず、作ってみた「レモン塩」ですが、
👉 どれぐらいの期間、保存出来るので
しょうか?
菌を避け、適正な温度管理が出来れば、時間
をかければかける程、旨味が増していくよう
です。作ってから7年以上経過しているレモ
ン塩もあるようで、そこまで経過すると、レ
モンもとろけるような状態になるようです。
👉 手短に「レモン塩」を作る方法。
ポンプで空気を抜いて浅漬けを作る容器など
を利用すれば、水分が出やすくなるようで
す。但し、このような真空容器を使用した場
合、熟成感が欠けてしまうようです。
👉 レモン塩を加熱して作る。
鍋にレモンと塩を入れて、火にかけて溶かす
という方法もあるようですが、時間をかけて
じっくり熟成させたものとでは、味が全く違
うようなので、やはり、時間をかけて作った
ほうが良いようです。
👉 途中で、レモンや塩を足す。
仕込んでから数か月間、熟成が進む前なら、
レモンは足しても良いようです。ただ、塩を
足すとエッセンスが塩辛くなり、又、せっか
くまろやかさが増した塩がもとに戻ってしま
うようです。
「レモン塩」のビンの中の3つの要素。
① 底に沈んだ塩の部分
* レモン塩
レモン果汁から出た酸味と香りをたっぷり含
んだ塩です。
肉にもみ込めば柔らかくなり、魚の臭い消し
にもなるようです。
* さらさらレモン塩
a.盆ざるにオーブンペーパーを敷き、レモ
ン塩と刻んだレモン塩ピール各適量を混ぜた
ものを広げ、天日に当てる。
or
b.天板に大さじ5のレモン塩と、刻んだレ
モン塩ピール適量を広げ、120℃のオーブンの
下段に入れて10分、天地を返して10分乾か
す。
⇒ もっとさらさらにしたい場合は・・・
すり鉢で細かくし、もう一度乾燥させる。
加えるレモン塩ピールは、量を増やすと香り
が強くなります。
② 上澄みのエッセンス部分
* レモン塩エッセンス
塩によってレモンから引き出された果汁が、
上澄みとなったものです。
塩分が程よく溶け込み、液状になっているの
で、しょうゆ代わりに使ったり、肉や魚の下
味をつけるのに使うようです。
⇒ ローズマリー等のフレッシュハーブを付
けて、肉料理に使う等々。
⇒ かわいい保存容器に写して、食卓にいつ
も置いておいても。
③ 真ん中の果実部分
* レモン塩果実(輪切り・乱切り)
塩によって熟成が進んだ果実部分は柔らか
く、レモンの栄養素は残しつつ、皮の苦みも
とれてまろやかに。輪切りも、乱切りも同様
に使えますが、味・香り共に、輪切りは淡く
優しく
、乱切りは濃厚で黄色も強めです。
* レモン塩ピール
レモン塩果実から実部分を外した皮の部分で
す。熟成によって柔らかくなっているので、
爽やかです。
⇒ 塩抜きについて
レモン塩果実・レモン塩ピール共、表面に付
いている塩をビンの中である程度落としてか
ら使うのが基本のようです。
但し、そこからさらに水に15~20分漬けて塩
抜きしたり、逆に、鍋ものや煮込み、パスタ
を茹でる時などは塩を落とさずに使う等、
料理によって扱いが違ってくるようです。
⇒ お勧め レモンオイル
レモン塩果実(輪切り)を1~2枚入れて、
エクストラヴァージンオリーブ油をひたひた
に注ぐだけ。
ドレッシング作りなどに是非!!
さて、1週間後、
「レモン塩」の様子を見て、
レモンの皮に透明感が出ていて、
表面にエッセンスが出来ていたら・・・
先ずは1品、今度は料理に挑戦です!!
1日経過した、レモン塩の状態!
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