レモンの木への肥料
2月に元肥(春肥)を施肥してみた。
「レモンの育て方 2」でも触れました。
レモンの施肥量の目安。
これをベースに、
元肥の量を決めてみました。
☝スマホでは画面タッチで少し拡大します。
実際に撒く量を決める前に、
2月に有機質肥料を撒く事の再確認!
2月頃(元肥)に有機質肥料を、
他の月(追肥)に化成(無機質)肥料を
撒く!
有機質肥料 ; 油かす、鶏糞、魚粕、
堆肥、牛糞など。
① 土壌の改良効果がある。
(土が柔らかくなる、保水性が高まる)
② 緩効性。
③ 微生物が多くなる。
④ 肥料成分が少ない。
⑤ 特有の匂いがあり、虫がわく可能性が
ある。
無機質肥料 ; 化成肥料、尿素など。
① 3大栄養素(窒素・リン酸・カリウム)
を効率よく施肥。
② 緩効性・速効性があり、選択できる。
③ 有機質肥料より安価ですむ傾向がある。
④ 無機質ばかりでは、土壌環境が悪く
なる。(土が痩せる)
⑤ 肥料やけを引き起こす事がある。
(やり過ぎ)
⑥ 匂いはなく、虫がわく心配もない。
有機質肥料の多くは、肥料成分が少なく緩効
性。レモンは肥料食いで、又、お礼肥のよう
に速効性を求められる場合、有機質肥料だけ
でレモンを栽培するには経験と努力が必要と
なりそうです。なので、有機質肥料と無機質
肥料両者の長所を生かして育てる為に、「元
肥に有機質、追肥に無機質を撒く」記述が多
いようです、との事でした。
👉 撒き方
庭植え
レモンの枝葉が茂る範囲(樹冠)の地表に均
一に撒きます。表面に撒くだけでもいいです
が、軽くすき込むと吸収がよくなります。
鉢植え
鉢土の表面に均一に撒きます。すき込む必要
はありません。
👉 肥料やけに注意!
肥料は、やればやるほど良いというものでは
ありません。肥料をやり過ぎると、土の中の
肥料分の濃度が高くなり、浸透圧の影響で根
の水分が奪われ、「いくら水をやってもしお
れる」という事にもなりかねません。特に化
成肥料等の成分割合が高い肥料を用いる場合
は注意が必要です。
有機質肥料は、上記の通り、肥料分としての
みならず、土をふかふかにして、水はけを良
くする事を期待します。又、有機質肥料は
「肥料やけはしない」事を念頭に施肥して
みます。
元肥(春肥)は、まだ寒くて木々が動き始め
る前に撒き、活動し始める頃までに少しずつ
分解させます。
今回、用意してみたのが、こちら。
チッソ・リンサン・カリが、
5-5-0のものでした。
5-3-2のものを探したのですが
見つからず。
カリ(根肥)がない為、枯葉や落葉が少し
心配。
水溶性で流亡しやすいので、
今後、少しずつ追肥してみましょう。
施肥量は、
このぐらいでと計算、施肥してみました。
先ずは、柚子
分量を量り、表面に撒き、
その後、軽くすき込みました。
次に、庭植えレモン
庭植えレモンは、不織布を巻いていました
ので、少しスカートをめくりあげての作業。
四つん這いになっての作業でした。 --;
そして、
他の鉢達は、表面に均一に撒くだけ。
施肥完了です。
実際に量ってみて思った事。
年間施肥量の半分を撒くというイメージがあ
ったせいか、思っていた程の量ではなく、少
ないのかな?と思う程。
後は、冒頭にも記載した通り、硫酸加里か草
木灰を購入し、少しずつ追肥してみて様子を
見たいと思います。
この後の様子は、「毎月の記録」でアップ
していきたいと思います。
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平成31年2月9日(土)
元肥(春肥)の施肥を行いました。
31年は「カリ」も同時に撒いてみました。
骨粉入り油かすが牛糞の様にネトネトに固まっていました。
水分がはいっているという事なので、質の変化のみならず、
分量にも影響があると思います。
そんな肥料撒きの記事が、「こちら」です。
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