接ぎ木

レモンの木に接ぎ木をやってみた。 多品種接ぎにチャレンジ!


レモンの木に接ぎ木をやってみた。

    多品種接ぎにチャレンジ!


2月18日が来ました。

レモンの木に接ぎ木を行う日です。

天気も良好です!

リスボンレモンと花柚子の木に、リスボンレ

モン、アレンユーレカレモン、ナベリーナ等

のみかんを接ぎ木してみます。

レモンの接ぎ木に際し、注意した点等を記載

しつつ、写真等をアップ・記録していきたい

と思いますが、結果は上手くいくでしょう

か?

👉 穂木について

穂木の保存については、既にアップしており

ますので、「1本のレモンの木に多品種接ぎ

を試してみる!」をご覧ください。

こちら」から!!

冷蔵庫から出してきてみました。

鮮度は十分保っていると思います。

穂木と道具を準備してみました。

穂木は、1~3芽残して切って用意する

との事です。

芽を確認しましょう。

・・・

芽が小さすぎて、これで良いのかなぁ?

少し不安。

挿し木をした時もそうでした。

小さな膨らみができて、

それが大きく育って芽となりました。

それから、できるだけ真っ直ぐに切るのと、

斜め(約30度)で切るのと。

イメージするのは、

片方だけでも形成層をしっかり合わせる

こと。

形成層では細胞分裂が行われているので、台

木と穂木の形成層が合うことで、新しい細胞

が作られ接合する。

角度は、どれぐらいがちょうど良いのか?

ちょっと紙に角度を記入して、

これを参考に枝を切ってみました。

真っ直ぐに切ってみた方。

反対側を、斜め(約30度)で切って

みました。

この時に注意した事。

斜めに削る面を真っ直ぐに削る面と並行に

なるように心がける事。

これで、両側の形成層が合うことが期待でき

ますし、隙間もなくなります。

但し、正確に切るのは難しいです。

慣れていないので、まな板の上で押さえなが

ら切ってみたのですが、ちょっとした芽の出

っ張りがあり、コロコロ動き、しっかりと押

さえられないのです。

ゆっくり、根気よくやってみました!

その後、メデールテープで穂木を巻きます。

乾燥を防ぐため。

1回目の写真。

十分にメデールテープを引っ張っていないの

で、包帯を巻いているのかと思う程の白さ

です。

それを、接ぎ木した
状態。

真っ白

この穂木は、リスボンレモンです。

リスボンレモンの穂木はいつでも取れるの

で、このまま接ぎ木しました。

どうなるか様子を見てみましょう。

そもそも、メデールテープとは、

① テープで巻いても、テープを破って芽が

  出て来る。

② 自然劣化するので、テープを取り除く

  必要がない。

  のがメリット。

①のために、芽の部分は2重巻き以上になら

ないように注意しなればなりません。

芽以外の部分は、強風等で穂木が動かない

ように3~4重に巻き付けます。

穂木と台木の切り口面や形成層部分が完全に

シールされている事を確認します。

きっちりと巻き付けるために、メデールテー

プは3~5倍伸びるように出来ています。

つまり、伸ばして貼れば、

こんなに白くはならない・・・

巻き付け2回目。

少しは引っ張れるようになりました。

👉 台木部分

接ぎ木ナイフで切ってみました。

案の定、指を切ってしまいました。

滑った時に手が切れないように左手の位置に

注意するのですが、そうし過ぎると、しっか

りと枝を押さえられなくなります。

作業をやっていて気付いたこと。

のこぎりを引くようにナイフを動かしても、

なかなか切れません。

又、左手を切る危険があります。

これよりも、

上下に引くのではなく、

シーソーのように、上下に動かす方が

よく切れました。

この時、深く切ろうと押し付けなくても構い

ません。少しづつ切れていきますので、自分

が求める深さまで切れたら上下運動を止めれ

ばよいだけです。力を入れずにシーソー運動

を続けるだけ。

ナイフの状態等によっても違ってくる

のでしょうが・・・

もっと早く気づけば良かったです。 笑っ の画像

👉 接合

穂木と台木を合わせます。この際、注意した

いのが、形成層を合わせる事と、「隙間」を

作らない事。

これが難しかったです。

接合部分は、しっかりと巻き付けます。

太い幹の部分にも接ぎ木してみました。

どうやっても、台木と穂木の間には隙間が

出来たように見えました。

完全に隙間をなくすのは至難の業。

「隙間が出来ると、間違いなく失敗」との話

しもありましたので注意はしたのですが。

結果を見ていきたいと思います。 夏だよ。子供だよ。汗だく の画像

👉 接ぎ木後の処理

保湿が大切になりますので、接ぎ木後はビニ

ール袋を被せて紐で縛っておくと良いそう

です。

枝も呼吸をしているので、自分で保湿する

ことになるようです。

後で分かるように、ビニール袋に名前を書い

ておきました。

この後、6か月は触れないようにします。

きっちりと付くまでは注意します。

と書きながらですが、

作業中に、既に完成した接ぎ木に体が当たっ

て折れ曲がり、やり直しとなったのが3度。

悲しくなっていました。 

それと、暖かくなってきた頃、接いだ枝より

手前の台木側に新芽が出てきますが、これを

放置すると接いだ枝は養分不足で枯れてしま

うそうです。なので、台木側の新芽は、出て

きたら、その都度取り除かなければならない

との事。

暖かくなったころ、

十分注意していきましょう。 お星さま の画像

最後に・・・

本日の接ぎ木作業が終わった後の、

庭植えレモン

全部で6本の穂木を接ぎ木。

柚子

全部で4本の穂木を接ぎ木。

さて、1本でも成功してくれるでしょうか?

「毎月の記録」で報告していきたいと

思います!!

・・・・・・・・・・・・・・・

2月18日

接ぎ木をしてから71日経過後の

記事が「こちら」から読めます!

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宜しくお願いします。 おじぎ の画像


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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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