ピオーネ

ピオーネの害虫駆除 
ブドウトラカミキリの幼虫にやられたか? 
大半の枝を切除してみた!

平成30年1月 ピオーネの剪定をしてみました。

その時の様子が、「こちら」です。

 

その後、荒皮剥ぎをしてみて、枝の様子をチェックしました。やはり、沢山の穴を発見しました。ブドウトラカミキリムシとはどんな奴なのか?少し、敵の研究もしてみました。

その時の様子が、「こちら」です。

 

真ん中が空洞になった枝を発見しました。ブドウトラカミキリムシの幼虫か、ブドウスカシバの幼虫の仕業と思われます。どちらか特定しようと色々な資料を見るのですが、大変良く似ており、私には判別不能。いずれにしても、枝の中で越冬し、来年、又、新しい枝を食べていく・・・ 今年の1月に発見しました。

しかしながら、何の対処もせず、様子を見ました。最後は、台風で全ての実が落ちてしまった今年の結果でしたが、それなり物は出来かけたものの・・・やはり、例年通りの状態と呼べるものでした。「やはり、空洞の出来てしまった枝は全て切除してしまおう。」「穴がいっぱい空いた枝から立派な葡萄の実は出来ない。」思い切った決断をする事にしました。

先週、4本程、枝を切ってみました。今までは、枝の中の様子(幼虫の糞等の確認)を見るだけ。「あぁ、居てそうだな。」程度の確認。今回は、その空洞の先まで枝を開いていってみました。4本中、3本の中から幼虫を発見!! その時の様子が、「こちら」です! 出てきた幼虫の動画もアップしています。 ちょっと黒ずんだ、そして、ちょっと太い枝からは、幼虫さん、必ず出て来るような気がします。 全てを排除するには、一体どれだけの枝を切除しなければならないのか? 取り敢えず、本日、幼虫が居てそうな枝の新枝から主枝に向かって切っていってみました。一匹も残さないように気を使いながら・・・ すると・・・ 枝がほとんど残らなくなってしまいました! 剪定前と剪定後の様子がこちらです。

「ほとんど残らなくなった」なんで大袈裟な!と思われましたか? 少し残っている2つの主枝候補生君。この候補生君達の運命やいかに?? 下の写真は、大きく食べられた後がある枝の様子です。真ん中をほとんど食べれれていた為、癒合促進剤を注入してみた箇所です。

この先から、まさかの新枝が生えてきた為様子を見てきましたが、やはり、大きく空洞が出来ている事が明らかなこの枝を切ってみました。

この様な感じで、虫食いのありそうな箇所を、手前から、幹の方に向かって、次々に切っていってみました。

「ぶどうの樹形も理想は魚の骨のように1本芯を通し、あとは小骨。太い枝を何本か配置しますと木も養分の流し方が分からず、負け枝が出来てしまいます。負け枝が出来ると言うことはもともとその枝は不要な枝だったと言うことになりますね。」

今年の剪定では、主枝を1本に絞り込もうと思っていました。「どのみち、年明けには1本まで切ってしまうのだ。」との思いが強かったのでしょうか? しかしながら気が付けば、放っておいても残り2本しか残っていない状態になっていました。裏返せば、樹全体が幼虫君にやられていたという事。

下の写真は、上の写真の「ここも、やばかった!の〇の部分です」。 被害にあった枝を剪定した残した2本の枝は、この部分の先から出ています。

この上側から2本の枝が出ています。 最後に良く見ると・・・ ここにも食べられている後が・・・ すごく気になって、この黒い箇所にキンチョールE(テッポウムシ駆除用)のノズルを差し込んでみました。 

「んんっ!! すごーーーーーく、奥まで届くのですが・・・」

「試しに、キンチョールEを噴き付けてみましょう!」

手前の黒い部分からだけではなく、太い主枝の部分からも液体が噴出しました。そう、相当深い穴があるという事。 つまり・・・どういう事かといいますと・・・最後に残した2つの枝が付いている部分が、既に、ほぼほぼ空洞になっている、という事。枝が、全部なくなってしまいました。 「ピオーネの記事は、これでお終い!!」と思いかけたその時、私の目に、「1本の毛」が見えました。

何故か幹の一番上から、今年、ひょろっと伸びた1本の枝。ほぼほぼ切り残しのような状態でした。まさに頭の上に生えた、1本の毛。「体の1部分に1本だけ長く生えてくる透明もしくは白色の毛」の事を「宝毛」と言うらしい。 人には言わず、そーっとしておいて、抜けた時に願いが叶うとか。あっ、しまった。人に言ってしまいました。

だいぶ話しがそれましたので、元に戻しますが、恐らくは、この偶然残った1本の枝を育てていかなければならなくなりそうです。この、細い・・・小さい・・・1本の枝。本日は、ここまでにしておきました。この小さな1本と、たぶんアウトの2本を残して。上記キンチョールEの1か所以外に、変な部分は見当たらないので。この状態で、1月を待ってみようと思います。かなりの不安を残してしまう結果となりました。もう、別の苗を購入しておいた方が良いかもしれません。が、もう少し様子の記載を続けてみましょう。

 

 

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korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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