レモンの成長 2019.5
今年の花の咲き方と、
摘花・摘蕾・摘果を頑張ってみた結果・・・
さて、平成27年5月に苗木を買ってきて、
まる4年、5年目に突入しようとしています。
最初一番気になっていたのが花の咲き方です。
その花の数や、
完全花と不完全花の違い、
有葉花と直花の違い、
そして、花は摘み取った方が良いのか?
花の咲き方について、毎年の様子を記録した記事を
「こちら」で見て頂けます!
雌蕊の先に黄色の丸い柱頭がある花を完全花、
ない花を不完全花と呼ぶようで、
その枝に葉があるものを有葉花、
ないものを直花と呼ぶようです。
一般的には、直花に不完全花が多い様で、
有葉花の方が実が大きくなるそうなのですが、
レモンに関して言えば、直花でも大きくなるので、
「直花」だからと言って、早期に摘む必要はないとの事。
その様な知識を基に、毎年花を観察してきました。
昨年までは、「これは!!」と思わなかったせいか、
摘花・摘蕾はしませんでした。
でも、今年は摘花・摘蕾を頑張って行いました。
その時の記事は、「こちら」から!
やはり、ブロ友さんからも「摘蕾はした方が良い」とのコメントを頂きました。
さて、上記の様に、5月は、
3日(金)と18日(土)早朝に摘蕾・摘果を実施しました。
18日に再度摘果を行ったのは、
① 接ぎ穂の成長が止まったと感じた、
② まだまだ実が多いと感じた、からです。
摘花・摘蕾・摘果に関心が集まった5月でした。
「そして、今の様子はどうなのか?」
を中心に、今月の様子を記録しておきたいと思います。
👉 鉢植えレモン
少し黄色い葉があったりしますが、全体的には順調です。
1枝に3つ程の実を残す程度に摘果しました。
その後少し落ちたのでしょうか?
実のない枝も見られますので、少し切り過ぎた感じもします。
最終的には、1枝に1個、全部で10個程度の実を残したい。
この鉢植えレモンに2本接ぎ木をしました。
現在、枯れてはいませんが、新芽は全く出てきません。
この接ぎ穂の為に、早めに摘果したのですが、
結果は難しい様な感じがしてきました。
今でも、花が咲いています。
5月11日には、目につくほど花が落ち始め、
現在、ほとんど残っていませんが、不思議と新たな花が咲きます。^^;
👉 庭植えレモン
こちらも、全体的には順調です。
4月28日 胴枯病の様な症状を発見しました。
その時の記事が「こちら」です。
この後、特に症状が悪化している事はないので少し安心しています。
庭植えレモンも11日頃には、沢山の花が落ちました。
椅子に座って見ていますと、そんなに待たずとも、
ぽとぽとと落ちていきます。
今は赤ちゃん果実ばかりですが、1つだけ花が残っています。
庭植えレモンの方は1枝に3つと言わない程実を残しています。
こちらも接ぎ穂の成長が芳しくないので、18日早朝摘果しました。
だいぶ取り除きました。
それが原因なのかどうなのか定かではないのですが・・・
ちょうどそのタイミングだったのかもしれませんが・・・
翌19日に、新芽が出ていなかった接ぎ穂から新芽が出ていました。
直接的な原因は明確ではないにせよ、
摘果した直ぐその後に新芽が出てくれると嬉しくなるものです。^^
台木側の新芽も、頑張って継続的に取り除いていきましょう!
👉 花柚子
花柚子が一番元気なような気がします。
こちらの接ぎ穂も元気がない為、液肥を撒きました。
それが効いたのか、花柚子の方がどんどん成長しているようです。
通路側まで出てきましたので、本日ちょん切った程です。
なのに・・・ 接ぎ穂の成長は止まってしまっています。
台木側の新芽の処理もしているのに・・・
難しいものです・・・ ^^;
昨日アップした記事の通り、
花柚子の横にあったつつじの樹を伐採しました。
これにより、陽当たりが凄く良くなりました。
一部の接ぎ穂の場所にもバッチリ陽が当たるように!
今後の成長に期待しましょう。
👉 挿し木鉢植えレモン達
特段の変化はありません。
新芽が沢山出て、急成長している訳でもありません。
実も1つも残っておりませんし、
強剪定した意味が感じられません。
少し切り過ぎて、樹勢を弱めてしまっただけなのでしょうか?
こちらも、全く変化がないです。
最初から元気がない苗木は、どうやっても元気にならないのでしょうか?
この鉢で検証したいのは、この鉢でも樹勢を取り戻せるのか?という事。
時間をかけながら様子を見ていきましょう。
こちらは、いたって元気です!
実は下の方に1個だけ残っています。(小さいけど)
但し、どんどん大きくなります。
風でこけてしまう様になった為、
本日、9号鉢に植え替えしました。
新芽が沢山出て来る、というより、今ある枝が大きくなる感じ。
全く動きがなかった鉢でした。
その後、やっと新芽が出てきたのですが・・・
動きが止まりました。 ^^;
成長なし、果実なし、といった感じです。
やはりこの鉢は、特に強く剪定し過ぎた様な気がします。
ただ、新芽が黒くなり、枯れてきたという感じではないので、
この後の成長を期待したいものです。
そして、挿し木鉢植えレモンの最後は・・・
大きい鉢で育て、強剪定していなかった苗木です。
そして、この苗木には1本接ぎ木もしました。
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この苗木には、沢山の実が生っています。
そして下側の小さな写真・・・
2つだけ、庭植えレモンの実より大きな実を付けています。
本当は、摘果をして、1つでも収穫にもっていきたいのですが、
6月のジューンドロップ後に検討する事にしました。
新芽を沢山つけて、大きく育っているという感じではありません。
葉が1枚も付いていない枝もあります。
しかしながら、この実付きの良さには驚いております。
そして、もっと驚いたこと・・・
接ぎ穂から、新芽が出てきました。
1発1中です。
もっとも、小さな芽が出てきた所で、
今後どうなるのか全く分からない状態なのですが。
でも、まさか、平成29年6月に挿し木した、
まだ、丸2年、3年目に入った所の苗木に、
果実が生るだけでも驚きなのですが、接ぎ木まで芽を出すなんて。
これは予想すらしていなかった事なので嬉しかったです!
今の所の様子を見て思う事。
強剪定をしたから、樹勢が強くなるとは感じられません。
あまりに強く切るのはどうなのか?
今度は、もう少し短めの剪定を試してみたいと感じる今日この頃です。^^;
さて、だいぶ暑くなってきました。
露地植えには未だ良いかもしれませんが、
鉢植えレモンには、2日に1回のペースでは水やりをしたいものです。
ほんの少しでも、
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これからも、頑張れます!
宜しくお願いします。