元気過ぎる鉢植えレモン!
何故この苗木は、こんなに成長するのでしょうか?
挿し木して増やした鉢植えレモンがあります。
現在5鉢あり、その成長の違いを観察しています。
その内の1つが元気な成長を見せてくれています。
大きな鉢(9号鉢)で育て、強剪定しなかった苗木です。
先週も、若干その成長ぶりについて触れました。
その時の記事が「こちら」です。
それから、まだ1週間しか経過していません。
例えば、その苗木に接ぎ木した穂木です。
この写真が、5月26日(日)です。
そして、わずか6日後、
6月1日(土)の穂木の状態がこちらです。
私が驚いているだけで、
本来持っている成長力はこんなものではないのかもしれません。
しかしながら、同時に育てている他の鉢とは、
その成長ぶりが全く違うのも事実です。
また、露地植えレモンの接ぎ穂でさえ、
これよりは大きな葉に成長しているものの、
こんなに接ぎ穂全体から生えてきておりません。
そして、その成長は接ぎ穂の成長だけではありません。
青虫君に食べられたのか、ハゲた枝が1本ありました。
その枝からは新たな新芽がなかなか出てこなかったのです。
その枝から、よく見てみますと・・・
新たな芽が生まれようとしています。
「この枝は、もう切り取るしかないかな?」
と思い始めていたので、凄く嬉しかったのです。
ただ単に、6日前に見落としていただけなのかもしれません。
でも、改めて先週の記事を読み直してみても、
「新芽を沢山つけて、大きく育っているという感じではありません。 葉が1枚も付いていない枝もあります。 しかしながら、この実付きの良さには驚いております。」
とだけの記載であり、
新芽には全く気付いていない様子ですし、
「実付きの良さ」と「接ぎ穂の新芽」だけピックアップしています。
そして、接ぎ穂以外から出だした新芽は、
このハゲた枝からだけではないのです。
これも先週見落としていたのでしょうか?
新芽が出てきただけではなく、
この時期になって、まだ新しい蕾ができました。
わずか6日で、こんなに成長した新芽や蕾が。
そんなはずはない。
見落としていただけなんだ・・・
けれど、5月26日頃に撮った写真をどう見直しても、
それらしい新芽や蕾を見つけられませんでした。
よく見れば、小さいものがあったのでしょうが・・・
そして・・・
果実も・・・
先週は、2つの果実が一回り大きく見えました。
今週は、3つの果実が一回り大きく見えます。
露地植えの果実よりも大きい様に見えます。
*落ちずに頑張ってくれれば良いのですが。 ^^;
つまり、
何から何まで素晴らしい成長を見せてくれている、という事。
(ただ、全体が大きくなってきている感じはないです。「高さも、横幅も、大きくなって困る」という感じではありません。)
鉢の大きさを変えたり、
強剪定をしたり、しなかったり、
という事はありますが、
肥料の量や、水のやり方、陽の当たり方は
全くと言って良い程、
同じ苗木を育てているのに・・・
しかも、その苗木は、
同じ時期に、同じ木の枝から作った挿し木なのに・・・
今迄は、
何かの悪い点に注意がいっていた様に感じました。
「こんな悪い状態が発生した」ので、
「こういう対処をした」ら、
「こういう結果になった」。
でも、良い状態からも知り得る事が沢山あるかも。
「何故、この鉢は状態が良いのか?」
をもっと考えれば、必要なものが分かりはしないでしょうか?
今回、この鉢植えレモンが生まれてから、
今日に至るまでを改めて顧みてみました。
1、お生まれ。
平成29年6月17日(土)
庭植えレモンの枝を挿し木して誕生です。
その時の様子が「こちら」です。
2、平成30年8月の様子。
この時に、増えた苗木を貰って頂こうとして、
その時の挿し木レモン達の様子をアップしています。
その時の様子が「こちら」です。
その苗木達のその後はというと・・・
・その時一番成長して9号鉢となっていた苗木
⇒ 大鉢強剪定あり。
・鉢 A ⇒ 貰われていきました!
・鉢 B ⇒ 大鉢強剪定なし。
・鉢 C ⇒ 小鉢強剪定あり。
・鉢 D ⇒ 貰われていきました!
・鉢 E ⇒ 小鉢強剪定なし。
挿し木開始当初一番成長した苗は、大鉢で強剪定した苗です。
つまり、今回素晴らしい成長をみせてくれている苗ではありません。
そして、挿し木1年後に最も素晴らしい成長を見せてくれていた
鉢Aと鉢Dは貰われていってくれました。
今、素晴らしい成長を見せてくれている苗木は、
挿し木1年後に、高さ・幅ともに50㎝程度の成長を見せた、
成長スピードで言うと真ん中の鉢Bの苗木君です。
3、平成31年3月の様子。
残っていた4つの挿し木鉢植えレモンを試してみました。
*大きい鉢と小さい鉢。
*強剪定する苗と強剪定しない苗。
この4つの苗木が、その後どの様な成長を見せてくれるか?
の検証です。
その時の様子が「こちら」です。
今から半年後、1年後の様子は未だ知りません。
が、強剪定後3か月程度のスパンの話しなのであれば、
強剪定しない方が良い成長をみせてくれました。
<
p>あまりに強い剪定は、
樹勢を弱めてしまうのかもしれません。
鉢の大きさについては、まだよく分かりません。
小鉢強剪定なし(鉢E)は、この後大きな成長をみせます。
新芽がどんどん出て来るという感じではありません。
果実が沢山生ったという訳でもありません。
今ある枝自体がどんどん大きく育って・・・
だいぶ大きくなり、ちょっとした風でこける様になった為、
令和1年5月26日、大きな鉢(9号鉢)に植え替えました。
4、植え替え。(挿し木 H29.6.17)
① 平成29年8月27日
挿し木約2か月後、プランターから6号鉢に植え替えました。
② 平成30年12月1日
6号鉢から9号鉢に植え替えました。
根っこは、下に下にとは伸びていませんでした。
上の方だけでかたまっている感じです。
苗木は大きくなったので植え替えたのですが、
根の様子も時折見ておく必要があるのかもしれません。
(ちなみに、大鉢強剪定ありの苗木は、
平成30年5月に植え替えをしています。)
その後は何もせず、本日に至っております。
再度繰り返します。
肥料の量や、
水のやり方、
陽の当たり方は全くと言って良い程、
同じ挿し木苗木を育てているのに・・・ です。
上手くいっている時のプロセスも、
十分意識して、鉢植えレモンのケアに
活かしていきたいと思います。
何せ、
「鉢植えは、路地植えより難しい」
と感じ始めておりますので。^^;
今回、何気にふと思ったこと・・・
「もっと、こまめに写真を撮って残しておけばよかった。」
「今度は、鉢の植え替えを1年と2年とのスパンで分けて、成長の違いを見てみたい。」
今後の成長も注意深く見ていきたいと思います。 ^^
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