害虫・病気

レモンの木を守る為に、 害虫・病気を知り、 対策を講じる!

投稿 2017年9月9日
更新 2023年10月29日

 

 

1、カイガラムシ

2週間ぶりにレモンの世話をしました。ものすごく悲しかったのが、「カイガラムシ」再発生です。 

花柚子についたカイガラムシ

以前発生した際、「歯ブラシ」でこすり落としました。全て取り除いたと思っていました。白い点々が残っていたので、少しはまた発生すると思っていましたが、

こんなに沢山・・・
再発生するとは・・・

今日も、頑張って「歯ブラシ」でこすり落としました。こすり落としながら思いました。当たり前といえば、当たりなのですが・・・ 病気や、害虫対策は、1度行えば終了というものではなく、何度も、何度も続きます。私はその都度、「えぇ~~っと、何だっけなぁ??」と対処方法を調べ直します。なので、病害虫タイトルのブログ記事を1つ作って、備忘記録を残しておこうと思います。私が実際に経験し、対処したその結果です。

 

「もし、貝殻虫をほっておいたら・・・」 直接的な被害と間接的な被害があるようです。

直接的な被害

直接的な被害は付着しているカイガラムシそのものが美観を損ねることと、吸汁されるため生育に悪影響を及ぼすこと。寄生数が多いと新梢や新葉の出方が悪くなったり、枝枯れを起こすことも。

間接的な被害

間接的な被害は排泄物の上に「すす病」が繁殖して葉が黒くなること。美観を損なわれるだけでなく、植物にとって大切な光合成が妨げられ生育が悪くなります。また、枝などの寄生場所にビロード状の物が付着したように見える「こうやく病」を誘発します。変わった被害症状としては枝や幹に5mm前後の円形の白っぽい斑点を生じることがあります。これはカイガラムシが付着していたこん跡とのことです。(所説)

カイガラムシ概要・駆除方法等、関連記事が、「こちら」です。

平成30年3月20日
カイガラムシを発見し対処した時の記事が「こちら」です。

 

ー令和5年10月29日 追記ー

①付き始めたら直ぐにハブラシで落とす、②剪定で風通しの良い状態を保持する③酷い時は薬剤(スミチオン乳剤等)を散布する、と良いと思われます。しかしながら今の所、カイガラムシ被害で苦しむ事は殆どありません。小さいのを見つけたら、面倒くさがらずに直ぐにハブラシで落としておきましょう。大量発生は続くものではありません。^^

 

 

2、黒点病

6~9月ごろの雨の多い時期に発生します。8月ごろの高温期、温度の下がる11月以降は、発生しても広がる速度は遅いようです。土中にすむ黒点病の細菌が、雨や水かけで跳ね返り、下のほうの葉に引っ付いて感染します。黒斑病・黒星病ともいうようです。雨が続くと多発します。葉が減ると、樹勢が落ちたり、花が咲きにくくなります。果樹は必ずかかるといってもいい病気です。

 

対処方法

病気の葉をすぐに取り除き、落葉もそのままにしないですぐ始末します。対処薬剤を3日間隔くらいで3~4回ほど撒きます。

※ 治まらずに全ての葉が落ちてしまったら、枯れている、細い、小さい枝などを整理して、軽く切り戻します。地面に落ちた病気の葉も片付け、カリ肥料を多めに与えて予防すると効果的です。病気の葉を取り除いてから新芽が出たら、予防薬剤を散布して再発を予防します。鉢植えなどの場合は雨のあたらない場所に避難させてやることも有効の様です。ついでに地表を殺菌するのもよい様です。

 

黒点病概要・対処方法等、関連記事が「こちら」です。

 

平成29年10月22日 黒点病が沢山発生しました。
その時の記事が「こちら」です。

 

3、ハマキムシ

ハマキムシとは、ハマキガ科の幼虫の総称です。

自分で出した糸で2~3枚の葉っぱをつづって巻き、その中に潜んで葉っぱや新芽、つぼみ、果実の表面を食害します。巻いた葉っぱに潜んで植物の美観を損ねるだけでなく、葉っぱの光合成を妨げます。そのため、生育が遅れるなどの被害が生じます。又、蕾が食べられることで奇形の花が咲きます。他にも、果実の表面から中へと侵入し、落果の原因となります。

ハマキムシは、真冬を除いた4~11月頃に草花や野菜、庭木、花木、果樹など多くの植物に発生します。年に3~4回ほどのサイクルで発生し、特に7~8月の暑い時期は活発になるので、成虫と幼虫を繰り返し発生して被害が拡大します。成虫は、夜に飛び回り、1度に200粒ほどの卵を並べて産み付けます。卵は14日ほどで孵化し、1ヶ月ほどでサナギとなる様です。

ハマキムシは、早期の発見と駆除が大切です。大量に発生してしまうと、すべての葉っぱが糸でつづられてしまい、内部から食害されて植物が枯れます。葉っぱの中に幼虫が潜んでいると、薬剤が直接かからず効きにくいので、見つけたらすぐに葉っぱごと摘み取ります。又、葉っぱの表面に卵を見つけたときも、葉っぱごと摘み取って処分します。大量発生してしまった場合は、浸透移行性剤のオルトラン液剤やオルトラン水和剤、スミチオン乳剤、マラソン乳剤を葉っぱの表面や中にかかる様に撒くと良い様です。

ハマキムシ概要・駆除方法等、関連記事が「こちら」です。

 

ちなみに私は、令和4年から「スミチオン乳剤」を使用しています。「高い効果と安全性(人間や家畜・鳥などの温血動物に対して影響が少ない)が評価され、人や環境に優しいというエコロジカル・ニーズをいち早く先取りしていた殺虫剤」という謳い文句が気に入ってしまいました。少しづつ、脱無農薬となっていってしまっています。^^;

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4、「肥料やけ」に注意!

肥料は、やればやるほど良いというものではない様です。やり過ぎると土の中の肥料分の濃度が高くなり、浸透圧の影響で根の水分が奪われ、「いくら水をやってもしおれる」という事にもなりかねないのです。特に化成肥料等の成分割合が高い肥料を用いる場合は注意が必要との事です。

化成肥料等の成分割合が高い肥料(高度化成肥料)の使用について記載した記事があります。

 

 

液肥は速効性があり、又、「肥料やけ」の心配がないと言われますので、部分的に高い要素を施肥したい時は、液肥を使用する様にしています。
高度化成肥料を鉢植えに使用する場合は、特に気を付けたいものです。

 

5、蝶々の幼虫 青虫君(4年間で感じること)

平成31年4月14日(日)

レモンを路地植えで育て始めてから丸4年になります。今年5年目に入ります。(未だ少しの経験しかないですが)この4年間で感じる事。確かに、色々な害虫や病気にやられます。例えば、今の当家のレモンの葉の状態ですが・・・

 

こんな感じで、葉1枚を見れば傷んでいても、樹全体を見たら「やられている!」という感じではありません。
1年毎の成長は、こんな感じです。

 

 

ただ唯一、気を付けたいのが蝶々の幼虫である「青虫君」なのではないかと感じております。蝶々は3月頃から飛び始めます。真冬以外年中飛んでいるのではないでしょうか? そして、その幼虫の食欲は凄く、葉を食べつくしてしまいます。枝まるまる1本ツルッパゲにされる事などはざらにあります。「葉は食べられても、また生えてきます。」と教本等で読みましたが、一年中ツルッパゲとなった枝が数本できた程、新たに生える以上に食べてくれます。

鉢植えレモンはまだ大丈夫でした。毎朝5分早起きして苗木をチェックし、青虫君や卵を発見したらテデトッテホリナゲール攻撃をすれば良いのです。それ以外の事はしなくても、「食害にあい葉が全く無くなった」という様な事にはなりませんでした。ある程度大きい青虫になる前に発見し取り除ければ、然程大きな被害にはならないという事です。しかしながら、路地植えはそうはいきません。毎朝キャタツに乗ってチェックするなんて事は出来ません。会社に遅刻してしまいます。ただ、この頃までは「それでも樹全体を見れば、然程問題ないレベル」と感じていました。なので、この後の記事で、以下の様にテッポウムシ被害・寒害の方に注意を払っている記事を書いていたぐらいです。

「ただ、別で育てているピオーネが、テッポウムシにやられました。
なので、カミキリムシは恐れています。

根本辺りに木くずが出だしたら要注意です。木全体がアウトの可能性も出て来るようです。上の方の枝ならまだしも、根本周辺は日々気を付けたいものです。病害虫ではありませんが、「木全体がダメになった」理由としてお話しを聞くのが、「寒さでやられた!」という事です。当家の様に、「関西エリアで、住宅地の庭で育てている程度なら、そもそも寒さ対策は全く必要ない。」とのご指導を頂いた事がありますが・・・今後も気を抜くことなく、観察を続けていきたいと思います。 ^^;」

 

 

ー令和2年9月20日 追記ー

 

korolemon

庭植えレモンと花柚子は樹が大きくて(平日も休日も)青虫君チェックをしていませんでした。不思議と花柚子は大丈夫なのですが、庭植えレモンだけは青虫君に葉を食べられスカスカになっていっていました。本日、キャタツに乗ってチェックを行いましたが、やはり、卵も幼虫もいました。平日は、これ程のチェックは出来ないので、薬を使う事を考えていかなければならないかなぁ?と改めて思わされました。(ある程度樹が大きくなってきたら、青虫の除去はしなくて大丈夫という話しも聞いた事がありますが、ダメな時もある様です。

 

「柑橘のアオムシ(黒又は黄アゲハの幼虫)駆除農薬なら、お手持ちの液状殺菌農薬又は液状殺虫農薬で十分駆除できます。お手軽スプレータイプ農薬は、ダメです。噴霧器で、隈なく雫が垂れるほど噴霧する事です。・・・」という記事を見つけて、来春、噴射機での駆除を試みてみようか等と考え始めていました。

 

鬼婦人さん

何年も前に、業者の方が消毒をしてくれたことがありますが、噴霧器が違いますね~。ぶわぁ~~~~っとかかって、凄い霧状態! こんな感じだと、葉の裏にも行き届くよね~って、思いました。それからは、自分でしているので、上手くいかなかったりします。果実の安全性などを気にしなければ、見た目綺麗な実は出来るのではないでしょうか?

 

ブロ友の鬼婦人さんから貴重なコメントを頂きました。
「果樹の安全性を気にしなければ。。。」
ですよねぇ。 ^^; 
噴射機は諦めた方が良いかもしれません。 よって、「お手軽スプレータイプ」を使って、果実に当たらぬ様に丁寧に噴き付けてみようかと思います。

 

ー令和3年3月14日 追記

 

では、今考えられる「青虫君」防除方法は何なのか?

 

考えられる青虫君防除方法

  • オルトランとかマラソン乳剤等を(噴射機ではなく)スプレーで(葉の裏にもかかる様)丁寧に噴き付ける。
  • ニーム・木酢液等を噴き付ける。
  • 不織布で覆ってみる。
  • やはり、テデトッテホリナゲール攻撃をする。

 

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今年度の対策としては、(毎日は出来ませんが)毎週の青虫君チェックを行い、テデトッテホリナゲール攻撃を行う。これと共に、樹を傷めない程度に薄めた木酢液を丁寧に噴き付ける事をしていきたいと考えています。昨年、ツルッパゲになった枝がそこそこありました。新たな新芽が次々生えてきてくれたら良いのですが、そう上手くいかなければ葉の無い樹になってしまいます。特に春枝の新芽が出始めた頃は十分に注意していきたいと思います。以後、一定の結果が出たら追記していきます。

 

フェニックス果粒水和剤」は「蛾」「蝶」類全般に効く薬剤です。

 

6、なめくじ

当家の鉢植えレモンは縁台の上に置いていました。

 

しかしながら、妻やおばぁさんからクレームがきました。
① ざぶとん等を干す場所がなくなった!
② このまま水をやるので、縁台がボロボロになる!
③ そもそも、ここは座る(休憩する)場所だ!
という事で、しーかたがなーいので、置く場所を変えました。

 

庭のレンガブロックの上にいくつか鉢植えを置いていましたが、まだ空いている場所がありましたので、そちらに移動してみました。すると、7匹も8匹もなめくじが集まってきます。なめくじは花弁や若い葉を好んで食す様です。青虫君の様に「葉を食べつくす」という事はないと思われますが、やっと生えてきた新芽を食べられてはショックです。春枝になるべき新芽をやられては立ち直れそうにありません。特に春先には気を付けたいものです。

 

ナメクジはバナナの皮を置いておくと食べに集まるので、夜のうちに皮ごと捨てるといいとか。

 

なめくじ対処方法


1、塩を撒く。
①水分を与えると復活する。
②土に塩が混ざる。

2、熱湯をかける。
①やけどに注意!
②小さな鉢では根を傷める?

3、ビールを置く。
後始末が気持ち悪い。

4、コーヒーかすを置く。
持ってない人は持って無い。

5、木酢液で駆除。
果樹に被害の無い程度に薄める。

6、薬剤を使う。
無農薬でなくなる。

 

色々と対処方法はある様ですが、無難なのは「2、熱湯をかける」でしょうか? しかし、熱湯も苗木を傷めない様に気を付けたいものです。状態が酷く、薬剤を使わないとならなくなった場合、「ナメトール」「ナメクジカダン」等の専用薬剤がある様です。

なめくじは、1回で50個内外の卵を産むそうです。なので、大量発生する事もあるとか。。。 そうならない様に、①雑草を刈り取る、②植木鉢を隙間の空いた台等の上に置く等の対処をする事で通気性を確保し、湿度を抑える様に心がけ、普段からなめくじを寄せ付けない様にする事が大事な様です。

「なめくじ被害が出てきたかな?」と感じた時に、ホームセンターへ薬剤を見に行きました。そこに置いてあったなめくじ用の薬には全て「ペットには注意!」との記載がありました。「口に入れると死に至る場合もある」のだとか。ワンちゃんを庭で遊ばせる時もある当家では使用出来ません。で、「犬・猫がいる場所でも使用できる」「雨に強い」「死骸を残さない」との謳い文句が気に入った「ナメトール」をネットで注文してみました。

 

 

7、胴枯病?

*2019年4月28日 樹液が噴出しているのを発見!

落ちてくる葉が多い?
この時期に落ちてくるのはおかしい・・・ と思い、樹の状態を観察しました。
正面からちょうど裏側の地際の根元付近で樹液の固まりを発見。

 

これはカミキリムシにやられた! と思い、穴を探しました。しかしながら、木くずやふんが出てきている様子はないです。小さい穴自体が見つかりません。試しに、ドライバーで数か所突っついてみましたが、中が空洞だったという場所も発見できませんでした。

カミキリムシではないのか?穴が開いているというより、 幹の表皮がかじられている感じです。しかも、もう乾燥して直っている感じではありますが、この上側の表皮にも同じような痕がありました。

胴枯病の症状と似ているようです。これは、大分まずいかもしれません。胴枯病であれば、枝なら切り落とすか、幹なら剥ぎ取るしかないようです。しかしながら、上側の部分は進行が止まっている様にも見えます。取り急ぎ、傷口の癒合促進、及び、予防策としては有効なトップジンMペーストを塗りたくって、 メデールテープで巻いてみました。これで暫く様子を見てみたいと思います。

 

 

 

これでも症状が酷くなる様でしたら、 次は、表皮を剥ぎ取ってみましょう。それでダメでしたら・・・・ ^^; 枯れてしまうかも・・・

排水がよくない場合や剪定のし過ぎや太い枝を切ると病気にかかりやすくなる様です。 特に太い枝を切った場合は、トップジンMペーストなどの癒合殺菌剤を塗って切り口をふさぎ、菌が入ってこれないようにしないといけない様です。コスカシバ等による傷も胴枯病を引き起こす原因となる様です。

 

8、コナジラミ

令和1年5月16日(木) AM6:00

いつもの様に、早朝チェックに行ってみますと・・・
何やら、白い点々が葉についているのを発見しました。

 

 

 

今迄も、居たのは居たのです。 でも、数が多くない??

 

 

 

少し、手で葉を叩いてみると、ウワァーっと飛ぶのです。気持ち悪い程、沢山の白い点が飛ぶのです。思わず、動画を撮ってしまいました。以前、沢山のトンボを動画撮影した時もそうでしたが、ほとんど写りません。飛んでいるものは写りにくいものなのでしょうか?

でも、せっかくなのでアップしてみようと思います。コナジラミは主に葉の裏に付いて吸汁し葉を痛めたり、排泄物を葉に付着させるようです。少々発生したぐらいでは、あまり心配はしなくても良い様ですが、沢山発生した場合、外観を損ねるだけではなく、すす病等発生の原因にもなるようです。これはいけません。放っておいてはいけません。

早朝、出勤前でしたので、時間がありませんでした。思わず、ベニカXファインスプレーを撒いてしまいました。夕方帰宅時確認したら、全滅でした。ただ、出来れば薬を使わず駆除したいものです。

① 黄色い粘着シートを置く。
② 粘着くん液剤を撒く。
③ シルバーマルチを敷く。(光を嫌う)
④ 水:牛乳 1:1 で混ぜたものを散布。

等の駆除・防除方法がある様です。
次回、又発生した場合には、利用してみたいと思います。

 

9、ゴマダラカミキリムシ

2019年6月8日

ベニカ水溶液 2000倍液を散布しました。きっかけは、ピオーネの葉に穴がいっぱい出来たから。白い虫(ブドウスカシクロバの幼虫?)が食べている様です。その後から、気になりだした事。翌日、ピオーネの樹の下の地面にゴマダラカミキリムシの成虫が。木に薬剤が残っていて、掴まれなかったのか?
いやいや・・・

本日6月16日。 

この8日間の間にゴマダラカミキリムシ成虫を6匹捕殺。大量発生中? レモンにも、花柚子にもつかまっています。

 

 

 

このゴマダラカミキリを捕った後、気になりました。
枝の表皮です。

 

 

 

以前の記事「胴枯病」は、ゴマダラカミキリがかじった痕だったのか?
薬剤よりも、表皮をかじれない様にする方が良いのでは?
少し、探してみると、そんな商品がありました。未だ、試していませんが、今後も来る様でしたら、考えてみないと・・・

 


 

 

幹や枝の表面に塗るだけで、その樹脂が木を守るそうです。1回塗るだけで1年間は持つそうです。非農薬で、又、3倍程樹脂が伸びるとの事で、植物の生育、新芽の成長も妨げないそうです。試してみましたら、アップしてみたいと思います!

 

関連記事が「こちら」です。

 

 

👉 令和1年7月20日 予防樹脂フィルムが届きました。

  その時の様子は、「10、熊蜂の巣」にて記載させて頂いております。

 

 

10、熊蜂の巣

熊蜂にやられました!

2019年7月26日 AM5:25
レモンの樹の根元辺りに、大きな穴を発見しました。

 

熊蜂の巣の様です。
これは、決定的かもしれません。

取り急ぎ、
① ベニカ水溶剤等を穴に噴き付けた。
② 癒合促進剤(トップジンMペースト)を穴に入れてみた。
③再度、メデールテープで穴を塞いでみた。

 

この時の記事は、「こちら」から読めます。

庭植えレモンは枯れてしまうのか?或いは、復活してくれるのか?今後の様子も、記録を残していきたいと思います。

 

「korolemonさんも発見が早かったようですから生きる可能性は十分あります。テープを巻かれたのは正解。密閉すれば乾燥防止が出来ますので。お盆頃から動き始めますし、10月くらいまではカルスを形成します。真ん中は水を通す場所。夏が特に厳しいです。カルスを形成しながら水を運べるかですね。幹の太さと開けられた穴の径。大丈夫のように思います。早ければ年内。来年の春過ぎには完治しそうのようにも見えます。レモンの生命力に期待しましょう。」

日本一の果実さんより

とのコメントを頂きました。

 

何とか、自己再生して欲しいものです。
この事もあり、テッポウムシ予防樹脂フィルムを購入しました。

 

これ以上の被害拡大を防ぐ為、さっそく塗ってみました。

 

さて、被害は止まって、レモンの樹は、復活してくれるでしょうか?
今後の様子を見ていきたいと思います。


令和1年12月1日(日) その後の熊蜂の巣の様子を記載しています。
その時の記事が「こちら」です。未だ穴が開いている様です。ペコペコしています。

 

ー令和3年3月14日 追記ー

 

熊蜂の巣 状態の移り変わり。。。

 

完治した状態をお届け出来ました! 完全に穴が塞がりました。発見が早く、対処をすれば。。。

皆様、熊蜂の巣は治ります!!  😛 

 

 

11、そうか病?

 

「こちらは、アザミウマか、そうか病でしょうか? 果実の表面に点々ができています。雨の多い時期になると見られる様になります。」

 

そうか病? 灰色かび病でしょうか?
いずれにせよ、爪でこすると取れたのですが・・・

 

 

 

再度、症状が現れるものもあります。菌自体が残っているのでしょうか? 他の果実に移っていってはいない様なので、薬剤の散布は控えておきました。その後、症状が酷くなった様な感じがしましたので、「焼酎」を散布してみました。またまた冒険をしてみました。すると、症状が止まった感じです。直接的な原因が「焼酎」であったかどうかは不明ですが、今後も同じ様な症状が発生した場合「焼酎」を使用し、効果があるか検証してみたいと思います。 ^^;

あれから約1ヵ月後の、令和1年10月6日です。
あの時のレモンは、その後どうなったのでしょうか?

 

 

傷(傷んだ部分)は広がりませんでした。1ヵ月前と比べて、「かさぶたが固まってきた」感じでしょうか? まぁ、治癒方法としては良かったと思われます。

 

関連記事が「こちら」です。

 

 

令和2年、コロナウィルスが流行しました。

アルコール入り除菌スプレーが手に入らなくなったので、材料を購入し、自作して使いだしました。
その時の記事が、こちらです。

 

 

せっかく沢山出来ましたので、レモンの果実にも噴き付ける様になりました。
人が飲んでも問題ない材料です。
色々な菌を殺傷してくれる効果があればと期待して。。。

原因は明確に分かりませんが、令和2年の果実の表面は、非常に綺麗なものとなりました。
その時の記事がこちらです。

 

 

来年以降も使ってみて、その効果を見ていきたいと思います。

 


 

12、コガネムシの幼虫

再度葉が黄色くなり始めました。以前と同様マグネシウム不足となっているのかと思い、苦土石灰を撒いてみましたが、効果がありません。よく見てみますと、マグネシウム不足であれば、葉脈の部分が緑色で他の部分が黄色くなるはずなのに、当家の鉢植えレモンは葉脈の部分が黄色です。

 

 

原因が分からない上に黄化が止まらないので、土を掘り返してみました。
その時の様子が「こちら」です。

 

なんと、20ℓ鉢から5匹ものコガネムシの幼虫が出てきました。

「1鉢にコガネ幼虫が1匹いるだけで、枯れることもあるようです。」
「ここまで黄色くなりますと、葉っぱの養分を根に回していることで起きているように思います。」
等のコメントを頂きました。

 

コガネムシの幼虫は、新しく生えてきた根を食べてしまう様です。草木が弱々しく見え始めたら根っこをチェックしてみるのも良いかもしれません。細い根っこが無く、太い根っこしか無い場合は幼虫にやられている可能性が高いとの事です。当家の根もそうでした。上の方で根っこが固まっている状態でした。

駆除方法としては、農薬を使うのが効果的だとか。オルトラン農薬等が高い駆除効果があるそうです。この他に、アドマイヤー1粒剤、スミチオン乳剤、モスピラン粒剤などがあります。出来るだけ農薬は使いたくないものですが、ほとんどの農薬が人体に問題なく使用できるそうです。 表示された散布期間を守れば、収穫後も問題なく食べることができるそうです。

他に、水攻めをする方法もある様です。鉢植えの場合、鉢ごと水に浸すようです。10分もすれば幼虫が土の上に浮かび上がってくるのだとか。今回はふるいにかけて5匹駆除しましたので、これで様子を見てみたいと思います。

 

13、隔年結果

「病気」というと語弊がありますが、当家でも隔年結果の状態が発生しましたので、記録を残したいと思います。

そもそも柑橘類は、豊作と不作を繰り返す隔年結果性の強い果樹だそうです。この隔年結果は、当年の着果条件が翌年の花数に影響するために引き起こされる現象のようです。

以前、この「隔年結果」について触れさせて頂いた記事が「こちら」です。

 

隔年結果については、以前から「気を付けないとなぁ」と思っていたのですが、ふと気づくと花柚子に全く花が咲きません。又、庭植えレモンにも少ししか果実が生りませんでした。状況から「隔年結果」と思われます。 その時の様子をブログ記事にしています。

 

 

表年の時に、単純に喜んでいないで、翌年の事を考え摘蕾摘花する事を考えなければなりませんでした。またこの際、枝で管理すると分かり易くて良いようです。つまり、「今年果実が生った枝には、来年果実が生らない」事から、生らせる枝と生らせない枝を決め、生らせない枝からは全部の蕾や花を取り除くという事です。

 

👉 害虫・病気 カテゴリー

 

私が病害虫被害にあった時の様子、対応などの記事をまとめた「害虫・病気」のカテゴリーに下記URLでジャンプします。

良ければ、ご覧下さい。

 

害虫・病気カテゴリー  https://korolemon.com/category/pests-and-diseases/

 

 

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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