2017.11.23
2023.10.29 更新
平成29年9月10日
黄色い葉が出だしました。経験も知識もない私は、特に何の対処もしませんでした。ところが、その後結構な頻度で黄色い葉が出るようになりました。自然と落ちていく葉もあります。樹を全体的に見ると「そんなに気にする程ではないのかな?」とも思いますが、やはり気になります。
ご覧の通り、花柚子の木にも、レモンの木にも黄色い葉が・・・
「ゆっくりと黄色くなり、その後落葉するのは葉の寿命」との見解もあるようですが、根が傷んでいる可能性もあるようです。
葉が黄色くなる原因
・ 葉の寿命
・ 根腐れ
・ 栄養不足(窒素不足)
・ 水不足
・ 日照が強い
・ 気温が低い
・ ハダニに葉の汁を吸われた
・ 新根が食べられている 等々
葉の状態による原因は、「こちら」に記載したことがあります。
根腐れならもっと沢山の葉が黄色くなってもおかしくないと思いますし、肥料はむしろやり過ぎているのではと思うくらいです。台風が続いた事もあり水不足という状況でもなかったでしょうし、日照は秋に入り弱くなってきています。気温は低くなってきたとはいえ ▲3℃以下という状況ではありません。
葉の寿命なのでしょうか?
ハダニにやられているのでしょうか?
phの測定をもう一度してみました。マンガン欠乏など状態の時、葉脈などが黄色くなるようです。ひどい場合、異常落葉するようです。土壌のアルカリ度が高いなどの原因による場合があるようだからです。
土を採取し・・・
その2倍の水を入れました。
よくかき混ぜた後、上澄みが出来る迄待ってみました。
上澄み液を容器に取り。。。
測ってみますと、5.0~5.5の間ぐらいでした。むしろ、少し酸度が高い??
原因は、分からないままですが、アルカリ度が高い事が原因ではないようです。11月は、速効性の肥料を撒く時期なので、それを試して、もう少し待ってみようと思います。
平成29年11月5日(日)
柚子の黄色い葉が増えた!
柚子に液肥を与えてみました。柚子の葉が黄色くなってきて、酷くなってきている様な気がしました。やはり、これは肥料不足かと・・・果実が20個程ついているせいでしょうか? 果実がついていないレモンと比較しても、黄色い葉の数がどんどん増えてきました。
で、3ℓを柚子に、1ℓをレモンに、1ℓを山茱萸に撒いてみました。
少し土が薄黒くなっている部分が液肥を撒いてみた所です。元気になってくれるでしょうか? 「一度黄色くなった葉っぱは、緑色には戻らない」と言いますので、これ以上黄色い葉が増えなければ、肥料の効果があったと考えても良いのでしょうか??
どうぞ、元気になって下さい。
平成29年11月12日(日)
お礼肥を撒いてみました。「少しは黄色くなるのに歯止めがかかったかな?」と思っていましたが、益々、黄色くなっていくからです。特に、私の期待の星である鉢植えレモンの葉の色が・・・ レモンは「葉」が命というので、だいぶ心配になってきました。
< そう思うのであれば、先ずは「青虫君」をどうにかしたら? >とも、思うのですが・・・
「速効性の化成肥料だとしても、やはり、1週間程度では効き目がないのか・・・」と思い、「しばらくは様子を見るしかないのかなぁ?」とも思いましたが・・・ やはり、せっかちな私は、又、撒いてしまった・・・ 液体肥料を・・・ やり過ぎ?? 花柚子の木の葉はちょっと黄変が止まってきた感じもあるのですが。
いずれも、平成29年11月18日(土)の状態です。何故か、挿し木をして鉢に植え替えた5つのレモンの葉は、全く黄色くなりません・・・ 今年生まれた葉っぱばかりだからでしょうか?
そして、問題の鉢植えレモン。。。
取り敢えず、液肥はやってしまいましたので、これで、様子見です・・・ これで止まらなければ、肥料不足が原因ではないと言う事なのでしょうか。。。
この様に、何度も肥料を施肥してきました。結局の所、私自身が単なる肥料不足と判断していたのでしょう。しかしながら、全く直る気配がありません。日々、不安な気持ちで過ごしていました。
平成29年11月23日
私は苦土石灰を撒いていました。
レモンの葉が黄色くなってきているので、「少量の苦土石灰を撒いてみてはどうですか?」とアドバイスを頂いたので・・・そう、マグネシウム不足のようです。私は3要素(チッソ、リンサン、カリ)ばかり気にしていたようです。今回の黄変はクロロシスという状態になっているという事でしょうか?
駅前に100均ができていて、そこの100均には肥料も売っていたよ。
苦土石灰も売っていたと思うよ。100円!
早速向かってみますと、売っていました! 家庭菜園ですと、これぐらいで十分です。 量が多いと、使い切る前に使えなくなることも・・・ しかも、108円。 十分です!
裏面を読みますと、「1坪につき、600g。土 10ℓにつき、20~25g。」との記載がありました。庭植えレモンは、80㎝四方の計算で、120g庭植え柚子は、70㎝四方の計算で、90gを、鉢植えレモンは、土 35ℓの計算で、70gを、用意してみました。
土中の酸度は丁度良いので、あまり撒き過ぎてアルカリ性にふれても、との思いもあり、「1㎡の土のphを1.0上げるのに必要な苦土石灰は、300g程度といわれています」を気にしながら、今回撒く量を決めてみました。
土の表面に撒き、梳き込んでみました。
鉢植えレモンにも。。。
さて、黄色い症状はましになってくれるでしょうか? 期待したいものです。 ^^
そして、その後の12月。
その時の様子は「こちら」から!
黄色くなる葉の増加が止まりました。当家の原因は、マグネシウム不足であったという事でしょうか?
前記の通り、葉が黄色くなる原因は様々。但し、原因を突き止め対処すれば、直すことは可能だと思いました。今後も、樹や葉の様子をじっくり観察しながら対処していこうと思います!
令和1年12月29日
👉 コガネムシの幼虫が原因?
鉢植えレモンの土を掘り返しました。苦土石灰を撒いても葉の黄変が止まらなかったからです。その時の様子が「こちら」です。きっちりと育てていても、樹々が弱々しくなってきたら、幼虫に新根が食べられている事にも注意を払いたいものです。基本は「根」。早期の対策をとりたいものです。
コガネムシの幼虫は新根を食べます。当家の鉢をひっくり返してみた時、根は上側でかたまっていて、鉢の下側には伸びておりませんでした。下に伸びた新根が食べられてしまって、新根が無い状態になり十分栄養を得られず、葉っぱの養分を根に回しているので、葉が黄変してきている様です。
その前の年、平成30年の写真ですが、根の状態を見てみますと土の上側にだけ集中しており、下側に根は伸びていっていませんでした。
コガネムシとカナブンの見分け方
コガネムシは草花を荒らす害虫、カナブンは土壌の改良をしてくれる益虫です。見分け方は知っておきたいものです。成虫はまだ見分け易いです。体の形に違いがあります。コガネムシは丸みを帯びていますが、カナブンは四角いです。では、幼虫は見分けられるでしょうか? 幼虫を仰向けにして寝かせてみて下さい。コガネムシは素早く体制を整えて歩き出すのに対し、カナブンは仰向けのまま移動しようとするのが特徴です。 ^^
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レモンの葉が黄色くなると、どうしても肥料をあげたくなりました。栄養が不足していると思い込んでしまいがちです。なので、1年間施肥した量・時期を記録してみました。*これでも少々施肥し過ぎと感じております。ご参考になれば幸いです。その記事は「こちら」からご一読頂けます。施肥量の記録は、出来うる限り続けたいと思います。レモンの葉は、通常2月に落葉のピークを向かえる様です。どうやっても、ある程度の黄変はあるだろうし、一定数の葉は落ちるのです。その落葉の葉の量、黄変する葉の量を見ながら、原因を探していきたいと思います。
平成31年4月 レモンの葉がどんどん落ちていくと感じた時のブログ記事です。色々な原因を考え、施肥をしてみたりしました。今も、葉が黄色くなり、沢山の葉が落ちる事がありますが、全体的に見ればほどほどに葉が付いており、青々としています。青虫等に新芽を食べられずに新たな葉芽が育てば、大丈夫なのではないか?と感じております。
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