ピオーネ

ピオーネのジベレリン処理 
1回処理 or 2回処理?

令和5年5月28日(日)

5月20日、今年初めてピオーネのホルモン処理をしました。

①シベレリンでの2回処理
②ジベレリン、ジベレリンとフルメットの混用液での2回処理
③ジベレリンとフルメットの混用液での1回処理

今迄色々と試してきましたが、今年は ③ 混用液1回処理だけにしてみました。上手くいくでしょうか?

 

話が少しそれますが、昨年は「ホルモン処理をしなかったらどうなるのか?」を試してみました。

 

結果は、大きく育った粒もあれば、育たなかった粒もありました。ホルモン処理をすると全顆粒が大きく育ちますので「開花時期にホルモン処理はした方が良い」という考えで間違いなさそうです。では、いつ、どの様な方法でするのが良いのか? 今まで上記 ①~③を試してきました。何故か? 一番の理由は「2回処理は面倒臭い」という理由でした。^^; 

そもそも花房の開花時期が違います。2回処理をする場合「全ての蕾が開花した日から3日以内」に1回目の処理を行い、「1回目処理の10日後」に2回目処理を行うと記述している教本が多い様です。各花房で「開花した日」が違うのですから、1回目も2回目も処理する日が違ってきます。どの花房を処理したのか、それは1回目なのか2回目なのかを分かる様にしておく事は結構面倒臭いのです。

ホルモン処理を1回だけすれば良いのであれば、非常に簡単な作業となります。適期に摘粒し、ホルモン処理(混用液にどぶ漬け)するだけで、処理していない花房との違いが分かります。処理していない花房は、その花房が開花したら処理してあげるだけで良いという事になります。

 

山梨県農業協同組合さんの「果樹農家だより」より抜粋

本来この1回処理の目的は「着色不良と晩腐病対策」の為だったのかもしれません。「面倒臭い」事の解決策ではなかったかもしれませんが「着色不良と晩腐病発生」にも苦しんでおりますので、この方法を取ってみました。昨年は、花房の半分を1回処理で、もう半分を2回処理でやってみました。結果は、どちらも同じ、その違いが分からない程に顆粒は肥大化してくれました。ですので、今年は全て1回処理でやってみる事にしました。

 

次に、ホルモン処理を行うタイミングです。 1回処理の場合「満開3日~5日後」と記載されています。

 

やってみて感じる事は「満開」は先端の小花まで咲いているかどうかで判別しやすいのですが、「2、3日後」というのは分かり難いのです。

 

5/25 PM21:31
5/27 AM10:35
5/27 PM18:56
5/27 PM21:36

 

そして、今朝。。。

5/28 AM7:58

全て「満開」の時の状態に見えます。2~3日ぐらいでは顆粒の大きさに全く変化が見られません。^^;  またまた「どうでもいいや」病が出てきました。。。^^; 「満開」の状態でどぶ漬けを沢山してしまったと思われます。。。結果は如何に。。。

 

1回処理の時、フルメットは10PPMに増量しています
(2回処理の時は5PPM)

混用液

  • 水     500ml
  • ジベレリン 12.5㎎
  • フルメット  5ml

この混用液をペットボトルに入れ、その中に花房をどぶ漬けします。

 

摘粒する前
摘粒して混用液にどぶ漬け
直ぐに果実袋に入れてみた

現時点でも未だ10房以上は「満開」になっておらず、処理されていないものが残っています。開花後順番に処理をして、全て果実袋に入ったら(梅雨入り前迄には)防除処理を行いたいものです。

さて、今年は、どれぐらいの数を収穫できるのでしょう。花房の総数は昨年と同じぐらいかと思われますが、大きな花房の数がすごく多いです。お隣の奥さんからも「今年のぶどう、大きいのばかりですねぇ」と言われた程。腐りだす前に、早期収穫に注力してみたいです。

 

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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