レモン 毎月の記録

レモンの成長 2020.9 
青虫君との闘いと、この4か月での成長!

 

本日(9月20日)のこちらの、

最高気温 27℃
最低気温 19℃  の予想です。

 

さて、そろそろ少し肌寒さを感じる季節となってきました。

鉢への植えつけや植え替えの適期です。再び果実が大きく成長し始め、秋枝が発生してきます。9月5日から毎週土曜日に、鉢植えのみならず庭植えレモンにも液肥をあげてきた事が功を奏したのでしょうか? 新芽がほとんど見られなかった庭植えレモンにも新芽が沢山見られる様になってきました。秋枝には実を生らせない為、不要と言えば不要なのかもしれませんが、不思議と庭植えレモンにだけ新芽が出てこずスカスカ感が漂ってきておりましたので、ここは大事に育てていきたいと思っております。

秋肥は、8月8日と29日に化成肥料を施肥しています。少し早めに撒いてみましたので、ここは我慢をして再度液肥を撒いてみたいと思います。水曜日までは天気が良さそうなのでタイミングも良いかも。

 

ミカンハモグリガやコナジラミが目立ってきました。明日にでも、少々ベニカ水溶剤を散布してみようかな?と思う程です。(遅いかもしれませんが^^;) 本日は、エタノールを果実に噴き付けてみました。レモンにも、ピオーネにも。昨年よりも腐ったり、傷んだりした果実が少ない感じがしますので、「エタノール噴き付けの効果は多少あるのではないだろうか?」と感じています。

 

本日、青虫君のチェックもきっちりしてみました。鉢植えレモン、庭植えレモン、花柚子。卵も青虫君もまだまだいます。平日は毎朝5分程度のチェック。休日のみ、卵と幼虫の除去をきっちりしています(見えるものだけ)。それで結構大丈夫の様です。

しかしながら、庭植えレモンと花柚子は樹が大きくて(平日も休日も)チェックをしていませんでした。不思議と花柚子は大丈夫なのですが、庭植えレモンだけは青虫君に葉を食べられスカスカになっていっていました。本日、キャタツに乗ってチェックを行いましたが、やはり、卵も幼虫もいました。平日は、これ程のチェックは出来ないので、薬を使う事を考えていかなければならないかなぁ?と改めて思わされました。(ある程度樹が大きくなってきたら、青虫の除去はしなくて大丈夫という話しも聞いた事がありますが、ダメな時もある様です。)

 

青虫の防除について

経験的に、オルトラン水和剤やオルトラン打ち込み剤カプセルは、同じ成分ですが、効果絶大です。・・・ さて、柑橘のアオムシ(黒又は黄アゲハの幼虫)駆除農薬なら、お手持ちの液状殺菌農薬又は液状殺虫農薬で十分駆除できます。お手軽スプレータイプ農薬は、ダメです。噴霧器で、隈なく雫が垂れるほど噴霧する事です。・・・ 

防除薬剤ですが,以下などがあります。
アニキ乳剤 (マクロライド剤) 
エクシレルSE (アントラリニックジアミド剤) 
ダントツ水溶剤 (ネオニコチノイド剤チアニコチル系) 
フェニックスフロアブル (フルベンジアミド) 
マッチ乳剤 (IGR剤)

幼虫発生期に使用するのが基本ですので,アゲハの産卵が多いようなら7~10日おきくらいに定期散布します。 ただ,いずれの薬剤も比較的新しく,比較的に高価ですので,捕殺で対応できないようなら使う程度にしておいた方が良いかも知れません。また,散布回数の制限がありますので注意して下さい。

園芸相談センター 過去ログ」より引用。

 

この他、BT水和剤、天然成分で有機農産物栽培(有機JAS)にも使える殺虫剤「STゼンターリ顆粒水和剤」も有効との記事もある様でした。来年の幼虫発生期、噴射機を買ってきて試してみましょうか? 他に、より効果がある方法があれば良いのですが。

基本的に、青虫君は、手で取り除くのが1番良いと思っております。大きな樹に対しての有効策。これを模索していきたいものです。

 

さて今月は、そんな青虫君との闘いを経て、5月から約4か月を経過した時の成長を比較しながら、現在の様子を見ていきたいと思います。

 

鉢植えレモン

 

だいぶ葉が増えてきたのが分かります。
これぐらい葉が詰まってきてくれますと剪定もしやすくなります。この4か月で感じる事は、やはり、青虫君をテデトッテホリナゲール攻撃をする事が一番有効ということ。朝の5分チェックで十分です。後、上への成長は止めています。(1本を除いて都度カットしました)

 

 

小鉢強剪定あり

 

写真を同じ距離に合わせると、現在の写真が枠に入りきらなくなりましたので、一見大きさに違いが感じられにくいですが、かなり大きくなってきています。

果実が1つだけ付いています。鉢植えレモンの果実もそうですが、液肥効果があまりないのか、大きく育っていってくれていません。小さな鉢に大きな果実を生らすのは難しいですね。

 

 

大鉢強剪定あり

 

こちらも一見で葉が増えたのが分かります。特に、ここ1ヵ月での成長が目覚ましいです。

春先と秋。このタイミングで一気に成長させる事が大事なのかなぁ?と感じます。この鉢は9号鉢です。この大きさななら、まぁまぁと思える大きさの果実を生らせる事ができる様な気がしているのですが。。。

これ以上の成長は抑えないとならないかもしれません。

 

 

日向で育てた挿し木鉢植えレモン

 

当初、全く成長しなかった、ひ弱であった日向で育てた挿し木鉢植えレモンです。もう、小鉢強剪定ありの鉢と違いが分からなくなっています。

小鉢強剪定あり鉢と同様、7号鉢で育てています。小さな鉢でも、そこそこの大きさの果実収穫ができる事を証明するため。。。

もう少し剪定して、来年に期待したいものです。

 

 

花柚子

 

この子は、比較しても全く違いが分からないので、現状の写真だけです。青虫君処理もしていないのに、葉が沢山付いているし、元気いっぱいです。よく見ると青虫君がいるのに、何故スカスカにならないんでしょう?

今年は隔年結果?なのか、1つも実を付けませんでした。悲しいですが、来年に期待したいと思います。この花柚子にも沢山の接ぎ木が成功しています。来年は、レモンやみかんの収穫にも至るのでしょうか?

 

 

庭植えレモン

 

変化が分かりませんが、敢えて比較写真としました。より葉の数が減った感じがします。9月に入ってから、毎週液肥をあげています。ここできっちり成長させたいものです。

果実を付けた枝の切り戻し、来春の薬剤散布(青虫君対策)を検討しています。きっちりとしたチェックは難しいものの、少しでもテデトッテホリナゲール攻撃も行っていかなければならないかな?とも思います。

 

 

台木用カラタチ苗

 

現在全部で6鉢。接ぎ木全滅のカラタチ達。
カラタチ台木を作る為の親カラタチ。
大きくなりました。

 

カクテルツリーの台木用として育てているカラタチです。まだまだ小さかったのですが、今年、接ぎ木を試してみました。結果、2鉢に1本づつ成功しています。(不思議といずれの穂木も「せとか」でした) カラタチは落葉樹なので青虫君の餌場にしていたのですが、今年はテデトッテホリナゲール攻撃を実施しました。少しでも大きく・太くカラタチの成長を促すため。来年の3月、再度接ぎ木を実施予定です。失敗しても失敗しても、毎年接ぎ木を実施していけば、いつかは多種接がれているカクテルツリーが出来ているかもです。 ^^;

 

 

~ あとがき ~

 

昨日(この記事は昨日書き始めたのですが完了できず、翌日書き続けているものです^^;)、朝6時頃から、妻と散歩に行きました。約1時間半コースのご近所回りです。

少し悲しい風景を発見しました。

今迄、何故気が付かなったのでしょうか?

徒歩10分程度の場所にある施設の、道路わきの敷地に樹々が植えられています。気付かなかったのは、そこに10本内外のレモンの樹も植えられているという事。それと、その樹々の足元は「つつじ?」の様な木に囲まれているレモンもあり、つまり、施肥をしたり、樹の手入れをする事は困難(多分、手付かず)な状態なのです。

にも拘わらず。。。
果皮も美しい、大きな立派な果実が沢山生っているではありませんか!
この樹も、あの樹も。。。  😯 

 

「今迄、私は何に時間をかけ、何をしてきたのだろうか?」とさえ感じさされました。いや、きっとこの先が違ってくるはずです。

違ってくるはず。。。

 

そう信じて、お世話を続けていきましょう。 ^^

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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