ピオーネ 毎月の記録

ピオーネの成長 2022年5月 
果房が大きくなってきた! 
芽欠きと誘引に大忙し。

令和4年5月8日(日)

本日のこちらの、

最高気温 22℃
最低気温 13℃  の予想です。

さて、かなり暖かくなってきました。ピオーネの新芽もどんどん成長し、上へ上へ伸びていってくれます。棚に這わす様にしなければなりません。日々、誘引しなければなりません。5、6月が一番大変な時期かもしれません。 昨年は、5/16に梅雨入りしました。こちらのエリアの平均的な梅雨入り時期は、6/6という事ですので、少し早い梅雨入りでした。今年はどうでしょうか? 出来れば、梅雨入り前にジベ処理し、袋掛けまで終わりたいものです。

さて、今月の様子を記録しておきたいと思います。

 

R4.5.8 今朝の様子

全体的にはいい感じだと思います。ただ、新芽が伸びだしてから気づいた事ですが、テッポウムシ被害にあっていた枝を、更に2本発見し切除しました。その分一部枝がなく、果房が全くないエリアが出来てしまいました。ぶどう棚を横から見て、果房がぶらんぶらんしている様を期待していたのですが、早速叶わぬ夢となってしまいました。^^;

 

相変わらずぶどうの枝は、上へ上へ伸びてくれます。これでは後々の果房の手入れがし難くてなりません。昨年までは「捻枝」に注力していました。

捻枝の方法

ただ、これはせっかちな私にはあまり向いておりません。何本か折ってしまいます。特にピオーネは捻枝が難しい種だそうです。なので、今年も状況に応じては捻枝をしますが、出来るだけ「紐で引っ張って誘引」しています。「枝の付け根からポキッと折れるかな?」という感じもしますが、緩め緩めにすると案外折れません。少しづつ(時間をかけながら)強く曲げる様にすると良い感じで誘引出来ますし、捻枝をして折ってしまうという事が少なくなりました。

 

先述した様に、一部枝のないエリアが出来てしまいましたが、枝が込み合っているエリアもあります。そこは結構果房も固まって出来ています。なので、今年は積極的に葉を切り取っています(大きな葉は場所をとり、果房を下に誘引するのが難しくなる)。元気な葉は、後からでも次々生えてきてくるのが分かりましたので、今は果房が良い状態に位置することを最優先しています。

①各果房の開花時期を合わせる、②養分を果房に回す(花ぶるい抑止)為にも摘心が必要とありますが、枝が込み合ってしまいますと果房を綺麗に下にぶら下がる様にもってくるのが難しいと感じます。なので、葉を切り取るのと同時に、摘心にも注力し、果房がちゃんと下に向く様(枝が込み合わない様)に心がけています(下というより横に向いていますが)。

 

誘引した後の状態

望んでいる様には上手く誘引出来ておりませんが、「まだ昨年よりはましなのではないか?」と感じています。このあたりの枝の管理が上手くなればいいのになぁと思います。問題は、防鳥ネット傍に出来た果房です。ネットに絡まってしまいます。風が吹く度に絡むのか、顆粒が落ちていっている様です。これはマズイと思いますので、ジベ処理前ではありますが袋掛けをしてみました。

現在の果房の状態
左の写真が袋掛けをしたネット近くの果房

 

今月中旬以降には開花し始めるのではないでしょうか? そのタイミングでジベ処理の予定です。 さて、今年はどの様な処理をしてみようか?

ぶどう棚の真ん中あたりにロープを張ってみました。このロープから左側はジベ・フルメット混用液1回処理、そして右側はジベ2回処理にしてみようかと考えています。

 

Elnoraさん

ところで、着色不良というより未熟なまま傷んでしまうことにお悩みですよね? 植物ホルモンと動物のホルモンは全く別のもので扱いが違うのですが、働きはよく似ています、で、ジベレリン処理で何をやっているかというと男性が男性ホルモンをうまく出せなくなった場合とよく似た状態で、このとき、
・子作りの能力を失う  ←種なしになる
・太りやすくなる    ←果実の肥大、果実の甘味増
そして、
・少年の骨格体型のままであったり、性格が子供っぽくなったりする(甘いものをやたらと欲しかったり甘えたがりになったりする)。

この三つ目に似ている気がするのですよね、ジベレリン(いやもう一つの方か?)が効きすぎてるような。ただこのホルモンの効果をどう捉えるかは動物のホルモンとは全く違う考え方をするとのことで、ここは是非日本一の果実さんの考えを伺いたいところです。 専業農家さんの中には「作業を減らしたいから自家消費分は種なし処理はしない」ということも少なくはないようです。ジベレリン処理をしたやつとしていないやつの果実の成長具合や大きさ味の違いを記事にしてほしいなどという個人の欲丸出しなリクエストは自主規制しておりましたが(爆、書いちゃった・滝汗)。そういう比較ももしかしたら意味があるのかもしれません。

着色不良に悩んでいた時に、ブロ友 Elnoraさんから頂いたコメントです。「ジベ処理全くなし」のチャレンジは、まだ将来的な事とさせて頂き(いや、1房試してみましょうか)、「フルメット(もう1つの方)を使わないとどうなるか?」を検証してみたいと考えています。 日本一の果実さんからは、「①夜の気温、②太陽の光、③顆粒の数、④風通しは整枝や葉の数やぶどうの周囲の囲いに関係」とのコメントを頂きました。夜の散水、果房の上部の葉の除去、摘果等には引き続き留意していきたいと思います。

 

あと、気にし過ぎたのが葉の状態です。

R3.6.20 葉に穴がいっぱい空きました
R4.5.8 今朝の葉の状態

昨年の6/20には、葉に沢山の穴が空きました。よく見ますと、緑色と白色の幼虫がいました。コスズメとブドウスカシクロバの幼虫の様でした。スミチオン乳剤を散布しますと次々に落ちていきました。その記憶が残っていましたので、少しでも早く防除が出来ればと、4/30にスミチオン乳剤を散布しました。少し早すぎでしょうか。今年は、是非葉も良い状態を維持したいものです。

 

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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