漆喰塗りをやってみた。
うま~くヌレールで上手く塗れるか?
仕上げのデザインが・・・
令和1年9月22日(日)。
昨年の大阪府北部地震でクロスにヒビが入りました。
DIYで直す事にしました。
材料(漆喰)は、今年の2月2日に購入しました。
8か月程、そのまま放置しておりました。
「1年ぐらいはもつんじゃない?」
妻は、そう言いますが、その1年が経過しようとしています。
ちなみに、保存期間をホームページで確認してみますと、
「長期保存が可能」との事。
「漆喰うま〜くヌレールは、残っても破棄する必要ありません。付属のラップフィルムを残った材料にのせて、容器を密封して凍結しないように保存してください。いつでも再使用できます。」
*日本プラスター㈱様 漆喰うま~くヌレール ホームページより。
特に保存期間は無い様なので、未だそんなに焦らなくても良かったかもしれませんが、
このままだと、永久保存となってしまう可能性も出てきましたので頑張ってやってみました。
何故、こんなに放置していたのか?
本日、その理由が解りました。
私がしようとすると、妻が「私がする!」と言うし、
妻に「いつするの?」と尋ねると、「忙しい」と返答が来ます。
よくよく確認しますと、
作業中の汚れを防ぐ為に、養生テープ等を貼るのが面倒だったという事。
① 壁を水に濡れたタオルで拭く。
② 養生テープを貼る。
③ 小物をのける。
④ キャタツ等を用意する。
ここまでしてくれたら、後は、楽しい所なので「私がやる」という事。
成程なぁと思いました。
何故なら、本日は失敗しても良い場所「トイレ」の一部壁を塗ってみたのですが、先ずキャタツが室内に入らないのです。便器が邪魔になります。なので、奥の壁に手が届かないのです。最終的には、本を持ち運んできて、台にしました。壁を水拭きするのも案外大変でしたし、養生テープ貼りや新聞紙を敷くのは、かなり端折ってしまいました。(常には、端折るな!と言うくせに・・・)
結果、本日、トイレだけを手掛けてみようと思ったものの、トイレの奥の壁1面しか手掛けられませんでした。1面でギブアップです。これは、相当の期間が必要なのでは?と感じ始めました。 面が広くても、足場がしっかりしていれば作業はやりやすいと思います。体勢が悪いと、端とか角とかを塗る時など本当に大変です。
さて、若草色(5㎏)の方を使ってみました。
奥の面は若草色で、他の面はクリーム色(18㎏)にする様です。
かなり端折ってしまいましたが、新聞紙で覆ったり、養生テープを貼ったりしてみました。床一面にも新聞紙を敷き詰めようかとも思ったのですが、頑張りきれませんでした。でも、作業をしていて思いました。漆喰が飛んで、別の所に着いたとしても、直ぐに拭けば綺麗にとれます。又、乾いた後でもとれました。なので、その時その時塗っては拭いても良いのかな?と思いました。
水拭きをしてみましたが、全く綺麗になりません。
角の方は黒ずんでいます。カビなのでしょうか?
さすが、築19年です。
拭いても取れないので、そのまま作業を進めてしまいました。
キャタツを入れようにも、手前までしか入りません。
トイレの奥に台があるのですが、これはトイレットペーパー等が入るようになっている棚なので、それ程しっかりしておりません。なので、この上に私が乗って作業をするという訳にもいきませんので、台(本を重ねました)を作りました。取り敢えず、手は届く様にはなったのですが、足場は悪い状況です。プルプル震えながらの作業で、少々ストレスが溜まりました。 ^^;
さて、スタート時点の状況です。
取り敢えず、水拭きした白い壁になりました。
一部(角や絵をかけていた所)の黒ずみは取れませんでした。
では、早速、うま~くヌレールを開けてみましょう!
きっちりと密封されており、乾燥していませんでした。
8か月程度は、全く問題としていない様です。
蓋の周りの部分(縁)を「切り取る」のではなく、「めくりあげる」事で蓋が開きます。
なので、再度蓋をする時、その「めくりあげた」縁を降ろす事で、再度密封状態に戻ります。
成程、これなら長期保存が可能である様に思えます。
少しづつ塗っていってみました。
結構大変です。
端や角が綺麗に塗れません。
この横側は、クリーム色を塗ってみたいとの事です。
その時に、はみ出た部分に上塗りしたら綺麗になるのではないか?
と思い、本日はこのままにしておきました。
1回塗りをした後の壁の表面の状態です。
確かに、ビニールクロスというより、コンクリという感じになりました。
ここまでが、1度塗り。 本日は2度塗りをしてみます。
2度塗りは、ある程度乾燥してから行う様です。
1時間~2時間開けてみるとの事です。
手で壁の表面を触ってみて、漆喰が手に付かなければOKとの事です。
では、1回塗るのに、どれぐらいの量の漆喰が必要なのでしょうか?
床面積 4.5畳の部屋の周り4面(天井を除く)を塗るのに、
18㎏缶が1缶必要である様です。
トイレでも、5㎏缶1缶ぐらいは必要となりそうです。
ここまでで、約1時間半経過しました。
慣れていない時間も含まれていますが・・・
昼食が出来たという事なので、ちょっと休憩です。
奥の壁は妻には無理です。
横の壁から、妻にやって頂きましょう。
次男坊が「たらふく唐揚げを食べたい」と要望・・・
写真では分かりにくいですが、
見て乾燥してきたのが判りますし、手で触ってみれば漆喰が手に付きません。
この時に感じたこと・・・
1回目をしっかり塗り過ぎました。
もっと薄く(ビニールクロスが見えるぐらい)ても良かったかもしれません。
2回目塗りをした時、
どこからどこまで2回目を塗ったのか判別できません。
確か、京都のショールームに試し塗りをしに行った時、お店の人が説明していた様な気がします。「1回目は、薄っすらで構いません。」 しかたがありませんので、判別出来る限り2回塗りをしていきました。
それと、最も大事な事!
仕上げのデザインです。
ショールームでは、
・ コテを使ってみたり、
・ 指を使ってみたり、
・ 手のひら全体を使ってみたり、
色々な模様を付けていきました。
それが、本当に綺麗で良かったのを覚えています。
あれがあるから、「コンクリート」というより、「漆喰」という風に見えた感じがしました。
2回塗りをした後、「さぁ、模様を付けよう!」と思うと・・・
壁の漆喰が、既に固まっていて、上手く模様ができません。
1面全体に2回塗りが終わってから模様を付けようとするのではなく、2回塗りを一部するごとに模様を付けていかなければ乾いて出来なくなるという事に気を付けましょう。それから、2回塗りの時に使う漆喰の量を少し多めにしないと模様が付きにくいとも思いました。
そう感じてから、漆喰をもっと付けてみようかとも思いましたが、
いかんせん、本日おこなっているのは奥の壁です。
一番見えにくい場所・・・ しかも、真ん中に絵もかける予定です。
なので、本日は、指で斜めに線を引くようにして、薄っすらと模様をつけて終わりにしました。
ほとんど見えませんが・・・ ^^;
本日の仕上がりが、こちらになります。
また、少しづつ作業を続けていきたいと思います。
その部屋全体が完成しないと、見映えが判りにくいとも思います。
トイレの全体写真は撮りづらいのですが・・・
これは、まぁ練習・・・
次に、廊下、そして、リビングに続いていってみたいと思います。
リビングでは、その違いがはっきりと判る様な気がします。
取り急ぎ、本日はここまでとさせて頂きます。 ^^;
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令和1年9月23日(祝月)
昨晩、長男坊が帰宅し、漆喰を見て一言。
「んーー、未だ乾いていないからかもしれへんけど、
漆喰というよりコンクリートって感じやなぁ!」
自分自身でもそう思っていたので、決して間違ってはいないのですが、
息子にそう言われると、少々腹が立ちます。
本日、もう1度塗り直し、都度、扇形の模様を付けてみようかと思っておりました。
本日、朝の状態です。
「これはこれでいいよ。自然な感じでいい。奥の壁やし。」
と妻が言うので、これはこれでよしとする事にしました。
次回、横の面を塗る時は、
① 1回目は、もっと薄く塗る。
② 2回目は、もう少し多めに漆喰をつける。
③ 2回目は、横1列塗る毎に模様をつける。
点に、もっと注意しながらやってみたいと思います。
たぶん・・・ 妻が・・・
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