英和3年5月2日
令和3年4月11日 レモンの枝に「取り木」をしてみました。
動機は。。。
ホームセンターとかで売られているレモンの苗木、どう見ても1年生苗?と思える程の小ささなのに果実をつけているものが売られています。それも、結構立派な(ちゃんと食べられそうな)果実です。「挿し木」や「接ぎ木」で作った1年生苗に上手く実を生らせたのだと思っておりましたが、やはりこれはかなり難易度が高い様な気になっておりました。そんな時、ブロ友の海月さんが「花芽が付いている枝を取り木してみては?」とアドバイス下さいました。成程。それなら幼い苗木にでも果実を生らせる事が出来るのではないか?
以前、カラタチで「取り木」にチャレンジした事があります。カラタチは水揚げが悪いので、「挿し木」で増やすより「取り木」で増やした方が良いとのコメントを頂いたからです。結果は惨敗でした。私に「取り木」は向いていないと思い、それ以降チャレンジした事はありませんでした。挿し木でカラタチを増やす事が出来た事も起因していると思います。その時の記事がこちらです。
「取り木」に良いイメージは未だありません。しかしながら、今迄の方法で1年生苗に果実を生らせるのは困難である以上、「取り木」にチャレンジしてみる価値は大いにあります。これも、検証です。早速チャレンジしてみました。
令和3年4月11日
枝先に花芽が数個付いており、尚且つ、このまま伸びていったら場所的に切り落とさないといけなくなりそうな枝を選んでみました。今年は、春先から葉芽も花芽も沢山生え、かなり調子が良い(元気が良い)感じでしたので何か上手くいく様な気がしていたのですが。。。
切れ込みさえ入れれば、案外綺麗にスッと外皮は剥けました(環状剥皮)。黄緑色の形成層が見られましたので「上手くいった」と感じたものです。カラタチの時は枝が細すぎた為「外皮を剥く」ではなく「枝に切れ込みを入れた」でしたので、むき出しになった形成層部分の量が違います。今回、綺麗に外皮が向けた瞬間「あっ、この取り木は上手くいった」と感じたのです。
発根促進剤を塗った後、水苔で巻き、ビニールとかサランラップで巻くという指南書が多いのでしょうか? 水苔の代わりにガーゼでも大丈夫と書かれていたものを見ましたのでガーゼを使いました(前回も)。そして、この後、乾燥する様であれば水を足しながら1~2か月待つとの事。
令和3年5月2日
取り木後、まめに様子を見てきました。が、上記の写真の通り、常にビニールシートの内側には水滴がついていました。きっちりと紐で縛っていたせいか、シートの内側はムレムレの様に見えましたので、給水は一度もしておりません。一度も開けない方が乾燥も防げると考えていました。そして、21日経過した2日、取り木後初めて開けてみますと。。。
1、発根するには未だ早かった。
2、ガーゼではなく、水苔にすべきであった。
3、給水をまめにすべきであった。
4、形成層も取り除くべきだった。
いろいろな事を考えてしまいました。今からではどうする事も出来ませんので、ガーゼを水で湿らせ、発根促進剤をガーゼにまき再度巻いておきました。
これで、もうしばらく様子を見てみたいと思います。
やはり、私に「取り木」は向いていないのかもしれません。^^;
~ あとがき ~
今年は、葉芽も花芽も春先から沢山付いてくれました。が、ほとんど生えてこない枝も見られましたので、その部分をビニールシートで巻いてみました。「保湿すれば萌芽を促進出来るのではないか?」の検証です。
結果は、「あまり効果はみられなかった」と言って良いでしょうか。この上側(ビニールで覆っていない部分)も同様にあまり萌芽が見られないのですが、「上側」も「ビニールで覆った部分」も同じ程度の小さな芽が少し見られる様になったという結果でした。(その小さな芽は、大きく育ってきません。中が見えるのでビニールは外さず。) 他の苗木もそうなのですが、今成長が止まった感じがします。春先の成長が終わり、次は、夏の成長を待たないといけない時期なのでしょうか?昨年迄の経験から考えるに、次は6月以降で新たな動きが見られる様になるのでしょうか? そんな気がしています。 これも様子見です。^^;
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