令和3年5月5日
*防鳥ネットの張り替え
昨年、「なんとか食べられそうなピオーネが数個出来たかな?」と思っていますと、何と鳥に食べられました。今迄は「食べられる果実」が出来なかった為、鳥獣被害を感じず無対策でした。これではダメだと思い防鳥ネットを張ってみました。昨年の様子がこちらです。
しかしながら、恐ろしい事が起こってしまいました。防鳥ネットの線が細かったからでしょうか、ヒヨドリがネットに絡まってお亡くなりになっていたのを発見しました。地面すれすれで、花柚子の根元辺りでしたので相当期間経過するまで気付きませんでした。地面に溜まりかけていた落ち葉等を掃除しようと屈んで作業をしておりますと、無残にもハエのお子さんが沢山お見えになっていて。。。 他にも、セミが数匹ネットに絡まってお亡くなりになりました。
これではいけないと思い、昨年のネットは取り除きました。もう少し線が太い防鳥ネットを購入し、鳥さんとかが絡まない様にしなければなりません。収穫の時期はまだまだ先なのでと思っていたのですが、よく考えますと、今からネットを張らないと枝葉が生い茂るとネットを張る作業が出来なくなります。昨年も、大分苦労しました。大変な作業は連休中に。数日に分けて作業をしてみました。
新しい防鳥ネットは、2m×6mのものを2枚購入してみました。そして、上側 10㎝から 40㎝の間に透明テープを張り付けてみました。上 10㎝は、熱い空気や湿気がこもらない様にする為に空けてみました。30㎝幅の透明テープは横からの雨を少しでも防ぐため。ただ、このテープがはがれないか心配です。上下を再度セロハンテープでとめてみましたが、はてさてどうなる事やら。。。
防鳥ネットを奥側から手前にくる様に貼り付けてみました。ぶどう棚のパイプを庭のフェンスに複数ヵ所くくり付けていたのですが、それらを一端外さないと防鳥ネットが綺麗に垂れ下がらなかったのが辛かった所です。防鳥ネット以上に台風対策の方が重要であるため、ここはきちんと対処してみました。写真では分かりにくいかもしれませんが、前回の防鳥ネットよりはっきりとネットを確認出来ます。それ程、ネットの線は太くしっかりしたものに替わりました。これなら、鳥さん等絡まないと思われます。手前側は、まだ少々空いていますが、ここは簡単に張れる場所なので収穫前に取り付けてみようと思います。
よし、これで完成と思いましたら、何と、上側2か所、防鳥ネットで覆われていない場所が出来てしまいました。これでは大きな鳥でも完全に入ってこれそうです。なので、昨年の防鳥ネットで「隙間」をふさいでみました。
「ここに鳥さん達が絡まったらどうしようか?」との心配もありますが、取り敢えずこれで様子見です。上手く果実が成長してくれ、鳥獣被害にあう可能性が出てきたら、もう少し正面と側面をカバーしてみましょう。
*捻枝・誘引
同時進行で、新芽の捻枝・誘引をやってみました。私が最も苦手とする作業です。
この時期の意識として上に伸びる枝を下げ始めます。この時期、欠ける蕾は欠いておいた方が残った蕾が充実します。枝は最終水平で、房は下向きに捻枝します。房の軸を下向きに捻枝するのはこの時期から少しづつ躾しておきます。摘粒時期では既に軸は固く下向きにするのは難しいです。
日本一の果実さんコメントより抜粋
以前頂いたコメントです。それ以降「捻枝・誘引」を頑張ってやってみるのですが、どうも短気な私にはむいていない、難しい作業です。
そもそも「捻枝」とはどれぐらい曲げても大丈夫なのでしょうか?その限界を知りたいと思い、思い切った捻枝をしてみました。ぶどう棚の端にある枝であり、そのままの方向で伸びる様であれば切り落とす枝で試してみました。棚の端に位置しているので180℃逆方向に向けないとなりません。もっと少しづつ捻れば良かったのかもしれませんが、少々強引にいってみました。すると枝が折れます。パキパキっ! 状態が酷ければ「メデールテープ」で巻く事もあります。上の写真の時はそのままです。この枝の場合、これだけ折れても復活しました。180℃向きを変え元気に育っています。
しかしながら、180℃も曲げていないのにダメになってしまうケースもあります。みるみるうちに果房が萎れていきました。^^; ピオーネは上へ上へ向かって伸びていきます。そのまま放置しますと果房が上の方に生り(枝葉のまだ上側に位置します)、袋掛け等が出来なくなってしまいます。なんとか枝は棚に沿って水平に伸びて頂き、果房は下に向いて垂れ下がってくれないとなりません。
*数日に分けて、少しづつ方向を直していく?
軸が硬くなり修正出来なくなる迄に少しづつ、少しづつ曲げていく。。。 一気にしない方が良いのか。。。 これも検証中です。^^; ただ、少しづつやってみると、翌日には元に戻っている様な。。。^^; やはり「私には難しい」と感じてしまいます。
今感じている事は、「枝元からポキっと折れさえしなければ」少々枝が割れても復活してくれる可能性が高いという事です。なので、捻る時に枝元をしっかり押さえてゆっくり丁寧にする様心がける。少々パキパキいく事は容認する。但し、パキパキいったら、その日の作業は中止し、枝が黒くなり割れた所が直ったら再度行う。こんな感覚でやっていってみようかと思うのですが、ご指南頂けますと助かります。m(__)m
~ あとがき ~
ピオーネのお世話をしておりますと。。。
2匹も発見しました。成虫は見かけても、幼虫はあまり見ないのです。なので、嬉しさいっぱいになりました。 ^^
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