ピオーネの成長 H30年6月
果実の肥大期 摘粒をしてみた!
果実が大きく育っていく時期になります。
ある程度育つと、果実の良否が分かるので
摘粒を始めるという事です。
果実の成長にあわせて、数回に分けて
行います。
あまり大房にすると、着色不良となったり
するので、成熟時に1房 500g程度となる
のを目安にして摘粒するようです。
特に、内側にある果粒は、ほっておくと
外側の果粒につぶされるので、
優先的に摘粒します。
小粒の果粒等も摘み、果粒が触れ合わない
程度まで摘み取り、結果隙間ができ、果軸
が曲がる程度まで取ると良いようです。
又、この時期は水分が不足すると、果皮が
伸びにくくなり、裂果の原因となるので、
十分に水をあげることに留意します。
2回目のジベレリン処理は、
予定通り 6月2日に行いました。
比較的、綺麗に育っている房もあれば、
これは、どうなんだろう?
と思う房もありました。
これなんかは、今、花が咲いている状態。
結局は、新梢の整理が上手くできておらず、
伸びのバラツキが出て、開花時期も揃わな
かったという事。
にも拘わらず、第一回目のジベレリン処理
を同日にしたのが間違いだったのでしょう。
来年は、あくまで、開花を待って
ジベレリン処理を行ってみましょう。
処理日が違っても良いと思いました。
その為に、房元に切り残しを作って、
処理回数を管理する。
これに注意していきたいと思います。
ちなみに他の房はといいますと・・・
本当にいろいろです・・・
今月の樹の状態はこんな感じです。
葉の表面は、少し白っぽくなり心配ですが、
全体的には、良い感じに見えます。
但し、主枝として育てようとしていた
枝の成長が止まりました。
止まってから、2週間は経過しました。
芽の部分が・・・
特に枯れている様でもないのですが、
この後、全く伸びなくなりました。
本日、見切りをつけて芽の部分をカット
しました。横の辺りからでも、新芽が
出て来るでしょうか?
それと、少し気になった部分を・・・
枝が出て来る場所に、
こんな粒粒した芽のようなものが・・・
今迄もあったのでしょうか?
気付いていなかっただけかも・・・
病気でなければ良いのですが。。。
そして、今日。
敵粒をしました。
びびりびびりしながらの作業でした。
切り過ぎたら、戻らないし・・・
少なすぎても意味がない・・・
様子を見ながら、
少しづつ切っていきましょう。
実が既に残っていない房もある
ことですし。
白い粉に覆われた房が沢山あります。
これがブルーム(果粉)
というものでしょうか?
ぶどうが自ら作った「ろう物質」との事。
少し気持ち悪かったので、吹いてみたら、
白い粉が飛ぶ程溜まっていました。
病気にしか見えません。
これも、暫く様子を見てみましょう。
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