ピオーネ 毎月の記録

ピオーネの成長 2019年7月 色づき始めた果房。 昨年の様な裂果等は今から発生するのか?


ピオーネの成長 2019年7月

色づき始めた果房。

昨年の様な裂果等は今から発生するのか?


2019年7月21日(日)

7月に入りました。

新梢の成長が止まり、果房の着色が見られる頃。

まだまだ新梢が成長している様であれば切除しなければなりませんが、

果粒軟化期に入ってから沢山の新梢を切ると逆に着色不良になるとか。

昨年も、この時期に、

① 開花から果粒肥大期

② 果粒軟化期

③ 収穫適期

について、お勉強しました。

その時の記事が「こちら」です。

当家の新梢は未だ成長中です。

特に意識せず、不要な先っちょを切除してみました。

新梢が未だ成長し、果房が日陰になると、

着色不良だけではなく、新梢の登熟にも影響がある様です。

(登熟して茶色くなった枝は寒さに強く枯れにくくなる様です)

ここはバランス良く、切除したいものです。

昨年のこの時期に困っていた事。

① 裂果

② うどん粉病

③ それらに関係し摘粒に注力

今年はどうか?

今の所、裂果もうどん粉病も見られません。

昨年も、何かと対策はしたのですが、結果を見れませんでした。

何故なら1房収穫した後、台風が来て残り全ての房を落としていったからです。

ついでに、TVのアンテナも飛ばされ、新車もやられました。

でも、その際に頂いたコメントを意識してきました。

① 果実にも陽の光が必要。

② 白い反射シート等を敷いて光を確保。

③ 日中と晩の気温の差をつくる。

④ 袋掛けは、カビ等に注意。

⑤ 実が色づき始めてから収穫までに雨に当たると実割れ・腐りの原因にも。

⑥ 湿気がこもらない様に風通しを良く。

⑦ 果実の肥大時には新梢を切除。

この他にも、沢山コメントを頂きました。

「黒酢をかけた後に袋掛け等とんでもない」等説得力たっぷりのコメントまで。

その節は、皆さま本当にありがとうございました。m(_ _"m)ペコリ

テッポウムシの被害に会い、ほとんどの枝を切除。

今年は再生の年となったので、今年の果房の数、7個。

あまりあれこれ出来ない間に今日を迎えた感じもします。

一方で、反射シートを地面に敷いたり、

袋掛けを止めてみたり、

屋根作り(雨・通気対策)はしてみました。

これからも、

新枝の管理(適度な切除)や気温に差をつける事や、

通気性の確保には注力したと思っています。

晩に冷水を撒いて冷やすという方法を教えて頂きました。

お風邪さんが治ったら、少しやっていってみたいと思います。^^;

さて、本日の全体的な様子ですが・・・

ビニールシートを被せましたので少し見えにくいです。

(このビニールシート部分の通気性をどうにかしたいのです。)

が、4か月程度でよくぞここまで成長したものです。

今年の4月には、ここまで切りました。

テッポウムシに、ほとんどの枝を食べられていた為。

ほとんど、棚まで届いた幹1本だけという感じに。

残った枝は、「浪平
さん」と呼んだ小枝だけでした。

この浪平さんを育てる事になるのかと思っていましたが、

この枝には果房が付きましたので、その先の葉を5~6枚残して切除。

「頂上辺り」から新たに出た新梢を育てました。

ここまで切った木が、今では・・・

「頂上辺り」で産まれた新梢は棚の端まで辿り着いたので、

そこからユーターンして頂き、今は「頂上辺り」の裏側まで伸びてきています。

気が付くと、昨年同様かと思う程、棚いっぱいに枝葉が広がっています。

年初には、どうなることか?と心配していましたが、

ぶどうの成長力には驚かされ、感心させられました。 ^^

但し、果房の数だけは昨年よりもずっと少なかったです。^^;

枝葉の数は十分あると考え、果実の上側の枝葉を切ってみました。

果房にも陽の光が必要との事。

反射シートも敷いてみたのですが、

やはり直接の陽の方が良いかと思い・・・

それから、今の果房の様子です。

ほんの少しですが、色づいてきているのが確認出来ました。

粒は小粒です。

昨年迄は、ジベレリンの2回処理をしたのですが、

今年は、1回処理に変えたせいでしょうか?

フルメット液の使用量からも、2回処理の方が良いのでは?

と感じてしまいました。 ^^;

サイズは小ぶりで、黒とう病とも見える病気にかかっています。

が、黒い点は広がらずにいてくれています。

心配ないとのコメントも頂き、少し安堵していますが・・・

昨年の、裂果、うどん粉病はどうなるのか???

ただ、昨年なら、もう発生している時期ではあります。

これも、しばらく様子見です。

次に、袋掛けについてですが、

「プロは、花が咲いてジベをして摘粒して農薬撒いたら速攻で袋掛けをします。農薬で殺菌、殺虫したら薬が消える前に袋をかけて保護するわけです。袋掛けが遅いと房の糖度が上がり病原菌が増えやすくなります。」

昨年、私が黒酢をかけた後に袋掛けした時に頂いたコメントです。

「病原菌を増やす行為そのもの」だという事でした。

「それが原因ならば、そうだ! 袋掛けを止めてしまったらどうなるのか?

今年は、それを試してみよう!」という事にしてみました。 ^^;

今の所、しわしわになってきていませんし、腐った感じでもありません。

鳥さんの被害にもあっていませんし、日焼けもないです。

しばらく様子見です。

但し、ご近所のピオーネは袋掛けをして立派なピオーネを収穫しておられます。

今年の結果を見てから、そこのご主人さんと相談タイムに入りたいと思います。

昨年の8月19日、1房だけ収穫できました

大きさはデラウェア程なのですが、

果粒が小果梗とのつけ根部分迄色づいた為収穫しました。

次男坊が、「デラウェアより美味しいデラウェアやな!」と言ってくれた品です。

昨年以上の1品が出来る事を祈りながら・・・・

またまた、不足ポイントのコメントをお待ちしています!!m(_ _)m

~ 追記 ~

昨年やられたテッポウムシ。

今年に入ってからも、ゴマダラカミキリムシを10匹以上は捕殺。

レモンや花柚子の木の表皮にかじられた痕の様な被害が・・・

耐えられなくなり、買ってしまいました。

時期は終わっている感じもしますが、

少し、来週以降にでも試してみたいと思います。

あと、海月さん、ありがとうございました。

本日、私のパソコン前の壁に貼らせて頂きました。

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korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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