令和3年6月20日(日)
本日のこちらの、
最高気温 30℃、
最低気温 17℃ の予想です。
今日は、1日晴れの予想ですので、色々とお世話をしてみたいと思います。
気になっていたのが、ピオーネの葉に小さな点々の穴が空き始めたことです。毎年穴が空いていたのですが、昨年までは、それよりももっと気になる問題が山積みでしたので「葉に穴が空く」事は問題として眼中に入っておりませんでした。^^; 「葉」も大事。ちゃんと対処しなければと思い、丁寧に葉を見てみますと。。。
葉の状態は穴だらけ。。。
2種類の毛虫を見つけました。
上段は、コスズメの幼虫でしょうか? 蛾の仲間なのですね。通常、4歳までは緑色の体色であり、その後、茶褐色となり、地面に降りて繭を作り越冬するのだとか。効く殺虫剤としては「フェニックス果粒水和剤」の名前が出ていました。最も、「フェニックス果粒水和剤」は「蛾」「蝶」類全般に効く様なので名前があがっていたのかもしれません。
下段は、ブドウスカシクロバの幼虫でしょうか? こちらの方が圧倒的に沢山いてます。ぶどう棚の下から5分程度葉を見つめているだけで、これだけの幼虫を捕まえる事が出来ます。こちらも「蛾」の幼虫なので「フェニックス果粒水和剤」を購入しようかと思いましたが、「スミチオン乳剤」にしてみました。
スミチオンは発売以来40年近く経った現在でも、その高い効果と安全性が評価され、各種農作物、家畜衛生、樹木、牧草など幅広い分野の多くの種類の害虫に対して、世界各地で使用されています。つまり、スミチオンは効能・効果だけでなく、人や環境に優しいという、エコロジカル・ニーズをいち早く先取りしていた殺虫剤なのです。農業を営んでおられる方でなくとも、家庭園芸向けの書物・雑誌などで、この名前をご存知の方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
・稲、果樹、野菜の各種害虫への広い殺虫スペクトラム。
greenjapan さん 「スミチオン乳剤」
・害虫が薬剤に接触すること・薬剤の付着した植物を食べることによって効果を発揮します。
・植物の体内に食入した害虫にも有効です。
・卵から成虫までの各ステージでの高い殺虫効果。
・人間や家畜、鳥などの温血動物に対して影響が少なく、害虫に対して選択的に効きます。
①人間には影響が少ない、②高い効果と安全性が評価、③幅広い分野の多くの種類の害虫に対して使用というフレーズが気に入ってしまいました。ブドウトラカミキリムシやブドウスカシバにも効果がある様です。1000倍~2000倍の液体を作り散布する様です。で、早速 1000倍液を作り散布しようと棚に向かいますと。。。
先ず果実袋を見て回りましたところ、1袋だけ果粒が4つも落ちています。果粒の表面がしわしわになっているのもあります。もう病気が始まっているのか?と心配になりました。袋を取り除いて中の様子を見てみますとブドウスカシクロバの幼虫が2匹も出てきました。どこから入ってきたのでしょうか?しかも、少し果粒に触れただけでもう3粒落ちてしまいました。ブドウスカシクロバの幼虫にやられていたのでしょうか? これは大量発生させてはなりません。脱「無農薬」。今年は、少々薬に頼ってみてみたいと思います。
それでは、今月の様子です。
まぁまぁ全般的には良い感じでいっているのではないでしょうか? ただ、ここにきて果粒の肥大化が少し止まってきた感じがします。果粒軟化期に入ろうとしているのでしょうか? だとすれば、そろそろ新梢の芽欠きは控え、開いているスペースへ誘引していかなければならない時期に入ってきたという事。主枝なしでスタートしていた昨年までにはなかった判断です。
取り敢えず、これで少し様子見です。スミチオン乳剤の効果が現れることを期待して見守りたいと思います。
~ あとがき ~
頂いた「すもも」が難しいです。^^;
路地植えのすももは、全て落果してしまいました。 すももはかなり大きくなる樹です。大きくならない様に都度新芽を切っていますが、まだまだ大きく成長しようとしているのでしょうか? 果実を育ててくれません。なのであれば、路地植えから鉢植えに切り替えた方が良いのではないか?と考えてしまう程です。
一方で鉢植えのすももには、1個だけ果実が残ってくれています。今の所大きく育っていってくれています。何とか1個だけでも食べてみたいと思い、ネットで覆ってみました。鳥に食べられる前に対処してみました。
なんとか色づいてくれるまで頑張って欲しいものです。 😆
令和3年6月26日 追記
スミチオン乳剤は、凄く良く効きました。散布翌日の晩にチェックした時、既に幼虫の姿を見ませんでした。(懐中電灯を使用しているものの、暗くて見えにくかったのですが。)
本日は1週間後。日中明るい時に時間をかけてチェックしました。が、幼虫を1匹も見つけられませんでした。先週スミチオン乳剤を散布した際、葉の上にいた幼虫に直接噴射しますと、直ぐに糸を出して下に降りていっていました。じわじわ効くというより、速効で効くみたいです。
今後も観察を続け、新たに生えてくる葉にも効果が継続するのか等観察を続けてみたいと思います。^^;
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