令和3年6月26日(土)
同時に育てているピオーネの肥大化は少し止まった感じがしますが、庭植えレモンの果実の肥大化はどんどん進んでいきます。
6月12日の記事で、「6月5日の時に、横幅2㎝だった果実がありました。本日測ってみますと2.4㎝までになっていました。わずか一週間で 0.4㎝の成長です。しかしながら、ここまでの成長を見せてくれている果実はこの1個だけです。」と書いています。そして、本日 6月26日の様子はといいますと。。。
大きいもので、横幅 3㎝程にまで成長してきました。前回までは、「肥大化してきたな」と感じられる果実は1個だけでした。しかしながら、今は「大きくなってきた」と感じられる果実が増えてきました。小さいものは2㎝程度ですが、大半は、それ以上に大きくなってきています。
収穫出来た果実の大きさ・重さの状態が良かった一昨年(令和元年)の写真です。
令和元年は、収穫総数 105個、平均重量 166.2gという結果でした。1個 200gオーバーの果実も22個以上収穫出来ました。その時の果実の状態に結構近い感じがします。現在庭植えレモンに生っているレモンの数こそ 30~40個内外?と思われる程少ないのですが、良い感じに肥大化が進んできました。(春枝に生った果実が少ないので、夏枝に生った果実はそのまま残しております。なので、赤ちゃん果実も混在しています。^^;)
それに引き換え、鉢植えレモンの方はと言いますと。。。
遠目からは分かりにくいですが、状態は今一つです。
①赤ちゃん果実が黄変し落果する、②果実が大きく肥大化してこない、等の問題が発生しています。この鉢は20ℓ鉢であり、適正な果実の数は8個と考えております。摘蕾摘花等頑張ってきましたが、ジューンドロップも意識し、摘果を十分には行わず余裕を残しておりました。が、6月も終盤を迎えた事、それから、上記の問題2点を考慮し、本日適正数にする摘果を行ってみました。(結構勇気がいります。こんなに切除して。。。勿体ない。。。^^;)
「この後自然落果しては困ってしまうかも?」と感じる程に摘果してみました。以前も、適数を8~10個程度と判断していたのに長い間倍以上の果実を残し、果実が大きく成長してこなかった経験があります。「いつでも摘果はできる」と思っていてはいけません。適正な時期に適正な数に調整しないと、残した果実が大きく育ってこなくなってしまいます。^^; 成長期の今こそぐっと絞らなくてはなりません。 摘果後、液肥を久しぶりにあげてみました。
病気の葉が増えてきた感じがしましたので、本日切り取ってみました。
さて、ここまでしたのですから鉢植えレモンの果実も、高速肥大化してもらいたいものです。また様子見です。 ^^
~ あとがき ~
今年の4月11日、2度目の「取り木」にチャレンジしていました。
その後、生っていた果実は落果してしまいましたので「果実付き1年生苗」は幻となってしまいましたが、取り木は続行中でした。2か月と2週間程経過しました。
取り木での問題点をもう1つ発見しました。
挿し木でしたら、ほぼほぼ真っ直ぐな枝を挿し木しますので、出来上がりもほぼほぼ真っ直ぐになります。しかしながら「取り木」は、生えている枝に切り込みを入れて発根させますので、その枝自体が真っ直ぐではない場合があります。なので、今回の様に斜めに曲がった苗木となります。「取り木」する枝を選ぶ時は、横に伸びていっている枝を選ぶのではなく、真っ直ぐ上に伸びている枝を選ぶべきだと感じさせられました。今3回目の「取り木」を行っていますが、この枝は真っ直ぐ上に伸びている枝です。この上に伸びている枝は、水苔を巻きつけたりするのが難しいです。それぞれにやりにくさがあります。^^; 「取り木」をしても養分が果実に上手く回らなくなり落果し、実付き苗が出来ないのであれば、「取り木」より「挿し木」の方がレモンには向いていると言えるのではないでしょうか?
3回目の取り木の様子も見てみました。真っ直ぐ上へ伸びている枝ですので、水苔が乾燥していないか心配でしたが、十分濡れていました。3回目の取り木は6月6日に実施。まだ20日程しか経過していません。当然と言えば当然ですが、まだ全く発根していませんでした。時期的には良い時期なので「もしかして」と期待しましたがダメでした。^^; 取り木した時は「蕾」であった所に赤ちゃん果実が残っています。他は全滅です。取り木した時には、そこそこの大きさに育っていた果実が落果しましたので、「取り木」では「果実付き1年生苗」の実現は難しいのかなぁと感じてきました。^^; もう暫く様子見です。^^
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