ピオーネの成長 2020年3月
テッポウムシ被害再来
令和2年3月20日(祝金)
本日は、かなり暖かいです。
しかしながら、未だ葡萄の水揚げ現象を見ていません。
気づいていないのでしょうか?
昨年は、 3月23日に気づきました。
一昨年は、3月17日に気づきました。
葡萄の樹液は高級化粧品だというので、
今年はビニール袋で集めてみようかと思っていました。
年に1度しか採れないタイミングを外してしまいそうです。^^;
しかし、それよりももっと辛いことに気づきました。
「樹液が落ち始めていないか?」
日々、チェックをしておりますと・・・
またまた、小さな穴を発見してしまいました。
一昨年、テッポウムシ被害に遭い全ての枝を切除しました。
幹1本からの再スタートをしたところ。
昨年1年間で、やっと主枝1本を伸ばしたのに。。。
テッポウムシ被害が怖くて、
あんなに何回も枝のチェックをしていましたが、
見落としていたのでしょうか?
或いは、
中にいたムシが、最近穴を開けたのでしょうか?
この黒ずんでいる場所に、
テッポウムシが潜んでいるのではないでしょうか?
以前、テッポウムシ対策をした経験で感じます。^^;
テッポウムシが出てきた時の様子が「こちら」です。
枝を全部切除した時の様子が「こちら」です。
本日は、
この黒ずんでいる部分を接ぎ木ナイフでほじってみました。
枝が空洞になっていて、そこに幼虫がいるのでしょうか?
空洞というよりは、
中に、ちゃんと木部があって、
その上の形成層が見えてきたという感じです。
今回は、枝を切り落とさず、応急措置を行い、
しばらく様子を見てみることにしました。
取り敢えず、キンチョールEを中に噴き付け、
トップジンMペーストで穴に蓋をしてみました。
それから、メデールテープで枝を巻いて、
密封状態にしてみました。
また、別のところから穴が開く様でしたら要注意です。
次に、予防対策です。
以前購入したテッポウムシ予防樹脂フィルムを出してきました。
下から50㎝ぐらいまでが要注意との事にて、
これぐらい塗ってみました。
これで、1年間はもつ予定です。
花柚子、レモンにも塗っておきました。
そう言えば、レモンの樹に掘られた
熊蜂の巣はどうなったのでしょうか?
あれもメデールテープで巻いて、樹脂フィルムを塗りました。
テープの上から指で押さえてみますと、ペコペコ・・・
中が勝手に埋まることはない様です。
それでも昨年は約100個の果実を生らせてくれて、
今年も、小さな花芽を付け始めてくれています。
5月頃からゴマダラカミキリムシ成虫が現れ始めると思います。
なので、4月中旬にはベニカ水溶剤を散布しておきましょう。
今年こそは、テッポウムシと完全決着の年としたいものです。
1度テッポウムシ被害に遭うと、
何度も遭うことになる場合が多いですという記事を読みました。
悲しいことです。 ^^;
さて、最後に、本日のピオーネの様子を記録しておきます。
さて、そろそろピオーネも動き始める頃です。
昨年は、4月18日には、芽が開き始めたのを確認しています。
頑張って下さい!!
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宜しくお願いします。