令和4年6月5日(日)
本日のこちらの、
最高気温 27℃
最低気温 17℃ です。
昨年は、5月16日に梅雨入りしました。例年よりかなり早かったです。2回目のジベレリン処理後に袋掛けをしようと思っていたのですが、袋掛け前に梅雨入りした感じです。かなり晩腐病を気にしたものです。今年は良い感じでした。1回目ジベ処理の最後が5月22日で、2回目が6月4日には終わりました。そして天気は良好! この後の梅雨入り、これぐらいが丁度良いと思えます。 😀
さて、今月のピオーネ君の様子です。
真ん中から左半分はジベ・フルメット混用液1回処理、右半分はジベレリン2回処理にしました。つまり、左側は1回処理なので、処理後直ぐに袋掛けをしました。だからからか右側もジベ1回処理をした後、何も考えずに袋掛けをしてしまいました。^^; 袋に1回目処理をした日を記載する事が出来ましたので「2回目をいつすれば良いかが分かり易かった」のですが、少し面倒でした。また、「1回目・2回目の後直ぐに袋掛けして良いものかどうか?」少々悩みましたが、もうやってしまった後の事ですので結果を見てみたいと思います。
1回目の処理はジベレリン液が乾かない事が重要なので夕方行うこともおすすめです。 当農園は曇りの日にジベレリン処理を行いました!2回目の目安は1回目の処理を行った後、10日〜2週間後に2回目の処理を行います。ジベレリン液が果穂に残ってしまうと、ジベレリン焼けの原因となるので枝を優しくゆすってあげ、ジベレリン焼けにならないよう2回目は早く乾燥させる事が大事ですね。
アメージンググレープ(ぶどう農家さん)ホームページより
色々な所をザックリと処理してしまうので失敗が多い私です。2回目処理をする為に袋を外して、思う所が多かったです。
・もっとちゃんと摘果すべきだった。(顆粒が残り過ぎている)
・袋を上に上げ過ぎて、果房の下側についている顆粒が横に曲がってしまっていた。
等々です。
一見ほとんど変わっていないですね。^^; 写真で比較しながら摘果してみると良いのかもしれません。が、作業をしている時「こんなに切り取ってしまったら勿体ない」と未だに感じてしまいます。プロの農家さんが摘果した後の果房の写真等を見るのですが、なかなか上手くいかないものです。20~35粒をイメージするのですが、途中で腐ったり裂果して顆粒が減ってしまった時の事まで考えますと、思わず手が震えてしまいます。。。^^;
さて、作業をしながら変な考えが出てきました。「ジベレリン等ホルモン処理をしなくても良いのではないか?」 ブロ友のElnoraさんから「ホルモン処理をしなかった場合を検証してみて欲しい」との要望を頂きましたので、2房だけホルモン処理をしていません。
今の所ではありますが、特段何もしなくても顆粒は肥大化していっています。今の所ホルモン処理をした果房と遜色ない程です。1回処理と2回処理の違いも感じられません。「ホルモン処理は1回処理でも2回処理でもいいし、何なら何もしなくても良い感じに肥大化するのではないか?」と感じる程です。この後の成長も確認していきたいです。
それよりは、線の細い枝になった果房は肥大化しないと感じます。太く・長く伸びてこない枝に生った果房、或いは、果房の先直ぐで(5~6枚の葉を残さず)切ってしまった枝に生った果房は成長してくれません。むしろ小さくなって枯れたものもあります。成長しない枝はどうしようもないかもしれませんが、「果房の先葉を5~6枚残してその先を切る」事は徹底していきたいと思います。
さて、こうして満足いく程の数であった果房が少なくなっていきます。悲しいですが、きっともっと減っていくのだと思われます。枝の整理をしている時に、「立派な果房がついている枝を切ってしまった事件」も発生しています。^^; せめて、家族・親戚とご近所さんに配れる程度は残ってもらいたいものです。もうじき梅雨に入ってきます。病気との闘いの時期です。きっとここでかなりやられます。
今の所、果房と葉に病気の問題は発生していない様です。例年ですと、そろそろ葉に穴が空き始めます。今年は先手を打って5月29日にスミチオン乳剤を散布してみました。効果はあるのでしょうか? 虫が見え始めてから散布しなければならないのかもしれません。。。葉に穴を確認したらもう1度散布してみようかと思っていますが、出来ればこのままで綺麗な葉を保ってもらいたいものです。 また、袋掛けも終わった事から「晩腐病対策としてのベンレート水和剤散布」を行ってみました。
今年は忘れず、3/27に「休眠期防除」としてベンレート水和剤200倍液をハケで塗ってみました。次は「生育期防除」です。開花期~袋掛け前までにするのだとか。ベンレート水和剤2000倍を散布してみました。
200倍ではなく2000倍なのですが、それでも水和剤が乾いてから状態を見てみますと、葉や枝に白い点々が見られました。「薬が付いています!」という感じです。散布作業をしていますと、お隣の奥さんが声をかけてきました。「何をしているのですか? 虫が出てきましたか?」
これは虫ではなく病気の防除である事を説明した所、少し心配された表情になった様に感じました。毎年、味見して頂く為に出来た葡萄をお渡ししています。やはり農薬を使うと気になるものなのでしょう。無農薬としたい所なのですが、屋根の設置だけで完全防除は出来ないとの判断に至りまして。。。とお伝えしたかった。。。
なんとか良い葡萄の収穫に至ります様に。。。
~ あとがき ~
さて、本日は、おばぁさんのお友達宅に行かなければなりません。老人一人住まいなので畑の手入れが出来なくなっており草が生い茂っているとの事です。少し崖になっている場所もあるそうなのですが、どこが崖の部分なのか分からなくなっているそうです。それは入れません。危険すぎます。で、草刈をして欲しいのだとか。。。
行ってみないと分かりませんが、草刈り用のハサミごときで対処出来るものなのかどうか。。 こんな事なら田舎から草刈り機を持って帰っておくべきだったと思いました。むこうの納屋に置いておいても誰も使えなくなっているのだから。。。
で、それが終わったら、その草むらの奥にある梅の樹に生っている梅を好きなだけ持って帰って良いのだとか。。。 その梅が欲しいというよりも、昨年から梅「花香実」を育て始めている私にとって、果実が生っている梅の様子を見てみたくて応じました。後日、ブログにアップしてみたいと思います。 😛
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