ピオーネの成長 2019年9月
収穫終了後のお礼肥と、
晩秋まで葉を残すこと。
2019年9月21日(土)。
本日のこちらの、
最高気温 27℃
最低気温 22℃ の予想です。
思わずヒンヤリと感じる程寒くなってきました。
夏布団だけではなく、毛布も出してきました。
さて、今年の収穫も完全に終わりました。
基本的に、ぶどうの施肥は年に1回。
果実収穫終了後に、お礼肥を施肥するだけで、あとは生育の状態を見て施肥するぐらいです。お礼肥施肥の目的は、新梢の登熟(緑色の新梢が茶色く木化した枝は寒さに強く、枯れなくなる)を促進し、また、来年の成長に向けた栄養分貯蔵を図るため。ですので、未だ今年の新梢が伸び続けている時は、この新梢の成長に肥料が使用されてしまい、登熟不良となったり、来年の栄養分貯蔵が十分でなかったりする事になりますので、新梢を摘芯したり、新梢の成長が止まってからお礼肥を施肥する様にします。
という事で、当家の今年のお礼肥施肥は、未だ実施されていません。
今現在の全体の様子です。
日焼けした葉がだいぶ多いですが、それでもわっさわっさと茂っています。
昨年同時期の写真がこちらです。
9月16日、大型台風の後の写真です。
房に生っていた実を全て飛ばされました。
にしても、だいぶ葉も残っていません。
そして、この後、枝を切っていきました。
テッポウムシ被害を確認したためです。
最終的には、全ての枝を切り取りました。
上の写真が9月24日です。
この時点で、もうほとんど葉が残っていません。
健全なぶどうの落葉時期は11月頃との事です。それ迄は、葉を残しておきたい所なのですが、この様に昨年は9月中にはほとんどの葉が無くなっていました。最終的には枝を全て切り取りましたので、新梢の登熟に関しては関係なかったかもしれませんが、「養分の貯蓄」という部分では十分ではなかったと思われます。
「ぶどうは収穫時期になりますと翌年の準備が始まります。 枝が登熟して来ます。 今年の晩秋には翌年の結果が既に出ています。 晩秋まで葉をしっかり残すことが重要ですね。」とのコメントを頂きました。来年の1月頃には剪定をすると思います。その時は、今年1年かけて育てた主枝1本(ほぼぶどう棚を1周する程に成長しました)のみを残して、他は切り取る予定です。なので、この主枝を再度確認してみますと・・・
来年の新芽と思われる蕾が沢山ついています。
これが、「翌年の結果が既に出ています」という部分なのでしょうか。
なかなかに可愛らしい感じです。 ^^
そして、春先に出だしていた「つの」らしきものは・・・
「ひげ」の様に、ここまで伸びて、
そして、枯れていました。これは何だったのでしょうか?
何より安堵した事は、テッポウムシにやられた痕が見えない事。
葉が全て落ちた頃には、もっとはっきり見えると思われます。
葉が全て落ちた頃には、屋根(波板)の再設置も試みてみましょう。
そして、最後に・・・
夏以降に咲いた花房を少し残していました。
特にジベ処理もして
おりません。
食べられるものになるのかの検証でした。
粒は小さいなりにも、それなりの大きさには成長し、
ある程度、色づきました。
一粒採って食べてみると、渋くて食べられないという訳ではありませんが、
やはり、甘くはありません。食べられる酸っぱさという感じです。
そして・・・ 種が入っています。
そうみると、やはりジベ処理は種なし効果があるのだなと解ります。
来年からは、残さず切り取る事にします・・・ ^^;
春に生った果実を木に残していたもの。
どれぐらいの時期まで残しておいたら、どうなるのかを見てみる為。
もう、見るに堪えられない状況となっております。
収穫から、その後も日々観察してきて思うのですが、
「やはり収穫適期は、あの頃だったのかなぁ?」ということ。
完熟して、果実が美味しくなればなるほど、
鳥や虫に食べられる果実が増えていきます。
どのタイミングで、どれだけ綺麗な果実を収穫するのか?
このタイミングを計るのが1番難しそうに思えます。
① 防除方法、② タイミング
来年の課題としたいと思います!!
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