レモンの育て方シリーズ

育て方 2

 

 

4、レモンの栽培、あれこれ

 

 ③ 土・肥料(EM菌)

 

施肥量はどれぐらい?

 

 

クリックで拡大します。

 

レモンを育てる際、肥料は、①どれぐらいの量を、②いつ与えたらよいのでしょうか?
いろいろと調べてみたのですが、「全く同じ記述はない」と言っても過言ではない程、施肥量も、時期も、年間に与える回数も様々でした。但し、同じような記載となっているポイントがあったので記述させて頂きます。

 

a.レモン栽培には肥料がたくさん必要。

一般的に柑橘類は、他の果樹と比べて肥料を食うと言われますが、その中でも特にレモンは肥料を食う果樹です。枝の発生量が多く、年に何度も開花するなど多くの養分を必要とするからだそうです。

一度にたくさん施肥しても、根が傷んだり、吸収されないうちに流出したりするので、レモンを育てながら、年何回かに分けて施肥するのが一般的です。

 

b.2月頃(元肥)に有機質肥料を、他の月(追肥)に化成(無機質)肥料を撒く。

有機質肥料 ; 油かす、鶏糞、魚粕、堆肥、牛糞など。

① 土壌の改良効果がある。(土が柔らかくなる、保水性が高まる)
② 緩効性。
③ 微生物が多くなる。
④ 肥料成分が少ない。
⑤ 特有の匂いがあり、虫がわく可能性がある。

無機質肥料 ; 化成肥料、尿素など。

① 3大栄養素(窒素・リン酸・カリウム)を効率よく施肥。
② 緩効性・速効性があり、選択できる。
③ 有機質肥料より安価ですむ傾向がある。
④ 無機質ばかりでは、土壌環境が悪くなる。(土が痩せる)
⑤ 肥料やけを引き起こす事がある。(やり過ぎ)
⑥ 匂いはなく、虫がわく心配もない。

有機質肥料の多くは、肥料成分が少なく緩効性。レモンは肥料食いで、又、お礼肥のように速効性を求められる場合、有機質肥料だけでレモンを栽培するには経験と努力が必要となりそうです。なので、有機質肥料と無機質肥料両者の長所を生かして育てる為に、「元肥に有機質、追肥に無機質を撒く」記述が多いようです。

 

c.年間単位で見ると、ほとんど同じ。

上記したように、施肥量、施肥回数を見ると様々な記述があるようですが、年間単位で見る(施肥量×回数)と、おおよそ与える肥料の総量は同じであることが分かります。「回数を分けて肥料をやった方が吸収しやすい」という観点から施肥する回数を変えてみても良いのではないかと思います。

 

d.撒き方

庭植えレモンの枝葉が茂る範囲(樹冠)の地表に均一に撒きます。表面に撒くだけでもいいですが、軽くすき込むと吸収がよくなります。
鉢植え鉢土の表面に均一に撒きます。すき込む必要はありません。

 

 

肥料やけに注意!

 

肥料は、やればやるほど良いというものではありません。肥料をやり過ぎると、土の中の肥料分の濃度が高くなり、浸透圧の影響で根の水分が奪われ、「いくら水をやってもしおれる」という事にもなりかねません。

特に化成肥料等の成分割合が高い肥料を用いる場合は注意が必要です。肥料やけを起こしてしまったら、土の中の肥料分を洗い流すようにします。鉢植えの場合、通常の5倍程の水をやり、鉢底からしばらく水が流れ出るようにします。この作業を毎日5日間程行うと良いようです。

 

土壌の酸度の測定・調整

 

柑橘の根は弱酸性、phで言えば 5.5~6.0程度の土を好みます。土壌の酸度が、ph5.5~6.0から離れる程、木の生育が悪くなります。酸度測定液等を使用し、ph5.5~6.0から前後に1.0以上外れていた場合には調整した方がよいです。

土壌phを高くする(中性に近づける)場合は、石灰を使用します。苦土石灰はマグネシウムを含み、作用が緩やかなのでお勧めのようです。1㎡の土のphを1.0上げるのに必要な苦土石灰は、300g程度といわれています。

土壌phを低くする(酸性に近づける)場合は、硫黄華を使用します。1㎡の土のphを1.0下げるのに必要な硫黄華は、200g程度といわれています。

私も、土壌の酸度を測定してみました。比較的簡単に測定できます。
phを測定してみた!」をご参照下さい。

 

 

EM菌を撒いてみる

 

「農薬を使わずに、レモンの栽培をする」という記事を読みました。

① 肥料を沢山与えると、病気や虫にやられる確率が高くなる。
② では、肥料を少なくし、剪定を抑えた栽培をすると、レモンの木がすぐ寿命を迎える。(弱くなる)
③ なので、善玉菌で満たされる環境をつくる。

「善玉菌で満たされる環境をつくる」とは、EM菌・醗酵微生物(乳酸菌、酵母、光合成細菌など)を撒き、土壌を良くする(物を酸化{腐食}させてしまう微生物群である悪玉菌以上の善玉菌{物を抗酸化させる}が存在する状態)ことにより、本来の土の力を蘇らせ、病害虫に強い有機農業を可能にする。(有機肥料を与えても、病気や虫にやられにくくする)まとめると、こういう事のようです。

 

EM菌とは何なのか?

EMは「Effective Microorganism(有用微生物群)」の頭文字をとったもので、数十種類の有用な微生物を培養し、安定的に活動できるようにしたものである (※ただしこれは、一般的な微生物学における学術用語ではなく、EM提唱者であり中心的研究者でもある比嘉教授による造語(商標)であることに注意されたい)、とありました。

 

土壌の中の酸度(ph)を図ることは可能ですが、菌の状態を図ることは難しいです。なので、その菌の状態を保持している事が、病気や害虫を防ぎ、作物を良い状態で育てている直接的な原因になっているのかを確認することは難しいと思います。

一方で、害虫が寄ってくる、枝葉が病気になる(悪い菌に感染する)のは、その環境(土の状態を含む)に起因することは間違いなさそうです。悪い菌を蔓延させない為に、良い菌を撒く事は大変良いことだと思いましたので、EM肥料や、EM希釈液を作り撒いてみています。結果は、これからだと思いますが、その様子を記載させて頂いています。

 

EM菌(1号)・糖蜜 買ってみた!

EM肥料用ボカシを作ってみた!

EM希釈液を作ってみた!

 

EM菌と糖蜜(エサ)

 

他、関連記事もあります。
実際に私がやってみた時のブログ記事です。

👉 「11月のお礼肥をやってみた!

👉 「元肥を施肥してみた

👉 「肥料と堆肥の違い

 

👉 土・肥料のカテゴリー記事だけをまとめたのが、「こちら」です。

👉 いつ、どれだけ施肥したか? 私の年間の記録が、「こちら」です。

 

 ④ 水やり

 

レモンは、乾燥にはそれほど弱くありません。庭植えの場合、夏の暑い時期を除き、水やりをする必要がほとんどありません。しかしながら、水やりは生育を左右する重要な作業であるには違いありませんので、ポイントは押さえておきたいものです。

 

庭植えの場合

高温期である7月~9月は、水不足にならないように注意します。水不足になると、木がダメージを受けますし、果実が大きくなりません。朝・夕1回づつ、時間をかけてしっかり水を与えましょう。

 

鉢植えの場合

根の生育する範囲が制限されている為、定期的な水やりが必要です。病気の発生を抑える為軒下などに置く場合は、特に鉢土が乾燥しないように注意します。

タイミングの基本は、「鉢土の表面が乾いたら水をやる」です。春は2~3日に1回、夏は1日1~2回、秋は1~3日に1回、冬は3~7日に1回を目安にします。

冬までに鉢土を若干乾燥気味にすると、耐寒性が強くなります。一方で、水をやり過ぎ、根腐れを起こす事にも注意します。「鉢土の表面が乾いてから水をやる」です。

 

水をやる際には、枝葉に水がかからないように鉢土にやると、病気の発生が抑えられます。又、例外的に葉に直接水をかける「葉水」というやり方もあるようです。高温期に枝葉の温度を下げたり、汚れや葉ダニなどの害虫を洗い流したりするためです。天気が良く、直ぐに乾燥する日に行いましょう。

 

 ⑤ レモンは庭植え? 鉢植え?

 

庭植え(地植え・路地植え)

<メリット>
・収穫量が多い。(木が大きくなる)
・植え替えが不要。
・水やりの回数が少ない。 猛暑の夏を除いて、水やりはほぼ不要。等

<ディメリット>
・収穫期までの年数が長い。(地植え後、3年は難しい?)
・寒さへの対応がしにくい。
 -3℃を下回ると枯死することがある為、栽培地域を選ぶ。
・大木になりやすい為、毎年の剪定が欠かせない。  等

 

今の庭植えレモンの木を購入した一番の理由は、「レモンの果実を沢山収穫したかった!」から。ただ、しまなみ海道に行って、レモン畑のレモンの幹を見たら、「こんなに大きく、太くなってしまったら・・・」と少し不安に思いました。今年から、きっちりと剪定を行い、幹が太くなるのは防ぎようがないものの、木が大きくなりすぎるのは防ごうと思います。

 

鉢植え

<メリット>
・初結実までの年数が短い。
・寒さに弱い果樹でも育てられる。
 冬だけ室内に簡単に移動可能。(地域や場所を選ばない)
・実つきが良い。
・コンパクトに育つ。
・室内で育てるなら病気・害虫の心配が少ない。等

<ディメリット>
・収穫量が少ない。
・植え替えが必要。(2~3年で植え替え)
・水やりが頻繁に必要。等

 

*「鉢植えは実つきが良い」

レモンに限らず、樹木全般は、枝葉の育成が盛んになり過ぎると、養分の大半が枝葉の育成に消費されて花や果実には回らなくなり、花付きや実付きが悪くなる傾向にあります。根と枝葉の生育は連動しており、根が伸びる余地が大きい庭植えは枝葉の生育も盛んになりやすいので、実付きも悪くなりがちになります。

一方、根の生育が制限されている鉢植えは枝葉の生育も制限され、実付きが良くなる傾向にあります。初結実までの年数は、棒苗を植えつけた場合、庭植えでは4年~6年程度ですが、鉢植えでは3~5年程度と短くなります。

つまり、次世代(将来)を残すより、自身(今)を育てる方を優先する。根が成長できなくなったら、自身を育てる事から次世代を残す事を始める。という事・・・「この考えを生かして、庭植えでも実付きを優先させる方法を見つけられないか?」と思います。

 

👉 庭植えが良いか、鉢植えが良いか?

  アップした記事が「こちら」です!

 

 ⑥ 庭植えレモンの植え付け

 

植え付け適期

 

レモンの苗木の植え付け適期は、2月下旬~3月下旬。根の生育が緩慢で、寒さによる植え傷みの心配が少ない時が良いです。寒さが厳しい地域は、4月の発芽前までに植え付けても良いでしょう。

 

植える場所

 

日当たりが良く、水はけが良い場所に植えると実つきが良くなり、品質が良くなります。強風が当たりやすかったり、冷気が溜まりやすい場所は育ちにくいでしょう。

 

植え付け

 

直径 70㎝~100㎝、深さ 50㎝~75㎝の穴を掘ります。苗木が埋まる範囲以上の広さを掘り返すのは、将来根が伸びる部分の土を耕すことを目的としています。穴を掘ったら、酸度の測定・調整を行い、有機物(腐葉土や堆肥等)を入れます。この際の有機物施用は、肥料としてよりも、土をふかふかにして、水はけを良くする事を目的とします。腐葉土等は、直径 100㎝・深さ 75㎝の穴なら 48~60?を混ぜ込みます。苗木を植える際、接ぎ木部分(こぶ状にふくらんだ部分)が土に隠れないようにし、又、土を戻す時に踏み固めすぎないように注意します。

棒苗の場合は、接ぎ木部から40㎝の高さの部分で切り詰めると、将来充実した枝が生えてきます。又、しばらくの間、幹は細いので支柱等を差し込み、固定してやるとしっかりし、強風などで折れたりする心配もありません。後、しっかりと水をやり、土がへこむようなら土を足してやります。

 

今でも支柱で支えています!
台風がきても安心です。

 

仕立て方

 

5月には沢山の枝が生えてきますので、枝の充実度や方向性が良い枝を3本残し、それ以外の枝は切り落とします。(地面付近からしっかりとした3本の枝が生えるようにする)2年目の3月は、全ての枝を1/3程度切り落とします。又、枝分かれは、1カ所で2~3本までになるよう切り落とします。

 

 ⑦ 鉢植えレモンの植え付け

 

植え付け適期

 

庭植えと同じく2月下旬~3月が適期です。又、鉢植えでは、寒い冬の時期、寒さの影響がない室内に運べるので、9月~10月に植え付けをしても良いです。

 

鉢植えには大苗がお勧め

 

鉢植えの苗木としては、購入した鉢のままでも育てられ、初結実も早い大苗のほうが棒苗よりもお勧め。大苗を選ぶ際には、なるべく株元に近い部分からまんべんなく枝分かれしている苗木の方が、果実がなるスペースが増え、コンパクトに仕上げる事が出来ます。

 

いろいろな鉢

 

材質の違いによって、プラスチック鉢、素焼き鉢、陶器鉢等に分けられます。軽くて丈夫な樹脂鉢もあります。冬の寒い時期は室内に運ぶこともありますので、鉢自体の重さが軽いプラスチック鉢や樹脂鉢をお勧めします。当然のことながら、鉢の重さに加え、土・苗木の重さが加わることになります。

縦長の鉢よりも、横長の鉢の方が、安定感があります。出来れば、鉢上と鉢底の直径が同じぐらいのものがあれば、もっと安定感が増します。デザインも大事ですが、将来の一定の高さと樹冠をイメージして「こけにくい」鉢を選ぶことをお勧めします。

 

使用する土

 

庭土等を使うと、雑草が生えやすく、又、水はけもあまりよくありませんので、入手できるようであれば「果樹・花木用の土」「果樹用の土」等が良いようです。これらの土は、酸度もph5.5~6.0であり、そのまま使用できます。入手できない場合は、「野菜用の土」と鹿沼土を7:3の割合で混ぜて使用すると良いようです。

 

植え付け方法等

 

植え付け方法は、次の記事「鉢植えレモンを植え替えた!!」をご参照下さい。又、鉢植えの場合でも樹勢を抑える(立ち気味に育つ枝を横に引っ張る事により、実付きを良くする)為に枝を引っ張る事ができます。先ず、鉢の縁にひもを巻きます。次に、縁に巻いたひもに結んだひもと横に引っ張りたい枝を結び引っ張り具合を調整します。

 

 ⑧ 鉢植えレモンの植え替え

 

鉢植えの場合、そのままほっておくと鉢の中が根でいっぱいになってしまいますので、通常 2~3年に1回のペースで植え替えてやる必要があります。

古い根は水を上手に吸いにくくなる為、水やりをしてもしおれてしまったりするようになります。
① 鉢の底から根が出てきている、
② 水をやっても、なかなか土に浸み込まなくなってきた、
等の状態に注意しながら、1回り(1~2号)大きい鉢に植え替えてあげましょう。

ちなみに、鉢の大きさ(号)は、直径÷3㎝で分かります。(直径 30㎝÷3㎝=10号鉢)鉢を大きくしたくない場合でも、植え替えはしてあげて、詰まっている根を切り詰めてあげて下さい。

植え替えする際、いきなり大きな鉢に植え付けると、鉢土が乾かず根腐れを起こすこともあるようですので、鉢の大きさにも注意した方が良いようです。ちなみに私はその事を知らず、購入した鉢植えレモンを植え替えた際、7号鉢から14号鉢に替えてしまいました。7月の暑い時期でしたので、朝・夕 2回、毎日たっぷり水やりをしました。今のところ、根腐れはしていないようですが、根腐れには注意していきたいと思っています。

 

 

korolemon

鉢植えレモンの植え替えは、1回/年しないといけないのでは?
と感じています。結構直ぐに、根は成長しますので状態を確認しましょう。

植え替え時にどれぐらいの根を切り取るのかが問題です。(1/3程度切り詰めても、直ぐにいっぱいになってしまいました)

 

* 水をやっても、なかなか土に浸み込まなくなった状態。浸み込むのに47秒もかかっています。^^;

 

 

 

私がやってみた植え替えの記事、

鉢植えレモンを植え替えた!!」をご覧頂ければと思います。

「鉢植えレモンの育て方」をまとめてみた時の記事がこちら」です。

 

 ⑨ 花・蕾の手入れ(授粉作業)

 

授粉について

 

レモンの苗木は1本で受粉・受精して結実しますので、受粉樹は必要ありません。又、花粉は昆虫達が運んでくれますので、基本的には人工受粉の必要はありません。当家のレモンも、特段何もしておりませんが受粉・結実しています。(特に、虫が多くいるという訳でもありません)

但し、昆虫達があまり来なかった場合は、受粉しづらくなるようなので「レモンの花は咲くが、実付きが悪い」場合、人工受粉をしてみると「実付きが良くなる」場合もあるようです。人工受粉は、乾いた筆などを使用し、雄しべと雌しべの柱頭を交互に触れるとできます。

 

花・蕾の手入れ

 

夏花(蕾)、秋花(蕾)は、果実を生育することを促進させる為、全て摘み取ります。(春花になった果実を育てている場合。)

春花(蕾)
蕾や花を摘蕾するのか、摘花するのか?

どこに注目するのかで考え方が変わるようです。
a.果実を育てるには、葉が必要。 (1つの果実に20枚の葉っぱが必要?)
b.摘蕾・摘花すれば、その分の栄養を枝葉や残した花・蕾の成長に費やせる。⇒ した方が良い。
c.生理的落果を考慮し、蕾・花のうちには摘み取らない。⇒ しない方が良い。

 

生理的落果・隔年結果

果樹自体の自己調節作用ともみることができるようです。栄養分が十分でない場合、育てられるだけの実を残し、後は落としてしまう生理現象。落果が少なすぎると樹体が弱り隔年結果(実が沢山なる年とならない年が隔年で来る)を招き、多すぎると栄養成長が盛んとなり徒長ぎみになります。生理的落果は、開花直後から現れる早期落果と収穫前に現れる後期落果に大別されます。

 

蕾・花の内に不要な分を摘むと、「育てる実として残した蕾・花」と「枝葉」に集中して栄養を与える事となり無駄が無くなりますが、実になりだした時に生理的落果がおきてしまい、「育てる実」が落ちてしまったらほとんど実が残らなくなります。

であれば、摘蕾・摘花せず全てを残し、生理的落果後、育てる実を決め、それ以外を摘果する方が良いという考え方が上記「C」のようです。

当家の今年の庭植えレモンは、100程の花を付けました。ずっと蕾で、いつ咲くか待ちに待って、5月10日に咲いたかと思うと、5月13日には散り始めました(平成31年の時)。まだ若木で体力がなかったのかもしれませんが、事前にある程度は整理したいとするなら、摘花ではなく、摘蕾とした方が良いのかなと思います。

レモンの花には、雌しべがない「不完全花」が咲く事があります。(当然のことながら、実になりません)低温が原因であるとされたり、木がまだ若く、結実させる力がないと不完全花が多くなるようです。当家で育てているリスボンレモンは不完全花が多い種のようです。マイヤーレモン等は実付きが良い種であり、不完全花もあまりないようです。不完全花が咲いたら、これは摘花した方が良いでしょう。(自然に散った後、残花を処理する)

完全花
不完全花

 

👉 上記、平成31年5月の時のブログ記事がこちら「やっと咲いた花!」です。

👉 鉢植えレモンを摘果してみた時のブログ記事が「こちらです。

👉 当家で「隔年結果」と思われる症状が出た時のブログ記事が「こちら」です。

 

 ⑩ レモンの挿し木

 

植物の枝・茎・葉等を切り取り、土に挿して根を出させるものです。枝先端部のみずみずしい感じの枝、伸長中のやわらかい枝は、挿してから腐りやすい為むいていないようです。伸びが止まり、葉は展開し固まったところの枝がレモンの挿し木に適しているようです。

適期としては、6月の梅雨の時期が良いと言われています。接ぎ木に比べ、実がなりにくい、病気や害虫に弱い、寿命が短いと言われるようです。しかしながら、台木を用意しなくてもよく、比較的簡単に苗木を増やせる点は魅力です。

柑橘類は、比較的簡単に挿し木できる種であると言われてます。私が挿し木をした際は、例えば「発根促進剤」を使用しましたが、全く何も付けず「切った枝を、土に挿した」だけで根が生えてくるとも言われています。

 

①展開し固まった枝を挿し木する、
②雨が当たらない日陰で育てる、
③毎日朝・夕水をやる等が、

 

挿し木を行う際のポイントとして挙げられますが、「しっかりと毎日水をやるだけで挿し穂に根は生えてくる」と思います。

6月17日、7本の枝を挿し木しました。雨の当たらない日陰で育てました(内1本は、陽・雨が当たる場所で)。42日後、1本の枝から新芽が出だしました。後、全ての枝から新芽が出ました。

korolemon

挿し木後、直ぐに日向で育ててみたら、
枯れはしませんでしたが、成長しませんでした。

日陰で育ててみて下さい!!

 

 

私がやった挿し木の手順


a.葉は展開し固まったところの枝を、1本の長さ 10~15㎝にする。そして、枝の下側半分の葉を落とす。次に、残した葉を半分に切る。(蒸散を抑える為)

b.この枝を、水を入れたバケツに浸ける。(1時間程度)

c.水から出した枝の下側先端部を斜めに切る。(断面積を増やし給水量を増やす為、又、根が出る面積を広げる為。)

d.切った枝の下側先端部に発根促進剤を付ける。

e.さし芽・種まき専用の土を入れ、挿し穂を差し込む。差し込む時に、発根促進剤が取れないように、穴を掘ってから枝を差し込み土で覆う。

f.全体に水をかける。

 

実際に挿し木を行った際の様子(写真付き)がこちらです。
👉 「レモンの挿し木をやってみた!

挿し穂から根が出てきたので、鉢に植え替えた時の様子がこちらです。
👉 「レモンの挿し木 54日後・・・

 

今後、挿し木で作った苗は、
①実がなりにくいのか?、
②病気や害虫に弱いのか?、
③寿命が短いのか?、を検証していきたいと思います。

 

 ⑪ レモンの接ぎ木

 

販売されているレモンの苗木を見ると、大半が接ぎ木によってできた苗木のようです。接ぎ木をするのは、自根よりも耐寒性・耐病性が有り、生育の良い台木を使うからです。果樹や花の種類によっては、自分の種から、或いは、挿し木から育てた場合、種が出来なかったり、又は、出来るまでに長い時間を要するものがあります。接ぎ木で育てると、早く実がなり(結果樹齢に達する事が早い)、病気や害虫に強い木が出来るようです。

 

レモンの台木としてよく使われるカラタチ

大きなトゲがあるのが特徴で、柑橘類の中では耐寒性が高い品種です。 アゲハチョウのエサとしても知られています。 全ての柑橘類の台木として使えます。 カラタチは、国内の柑橘類の95%で台木として使われています。

カラタチの種から台木として育てると、2年程度は必要となりそうです。又、カラタチの苗木を購入する場合は、1苗 600円内外に別途送料(1,000円前後)が必要となりそうです。そう考えますと、カラタチの苗木を購入して接ぎ木を試みるよりは、レモンの苗木を購入した方が良いとも思います。

 

接ぎ木は、今、検証中です。
既に育てているレモンと花柚子の木に接ぎ木を行い、どう育っていくのか検証しています。どうぞ、下の検証記事をご覧下さい。注意点等ポイントもあげています。

 

 

 

 

👉 「1本のレモン木に多新種接ぎを試してみる!」は、「こちら」から。

👉 「多品種接ぎにチャレンジ!」は、「こちら」から。

👉 「レモンとピオーネに接ぎ木してみた! 今回は動画も残してみた!」は、「こちら」から。

👉 「柑橘接ぎ木 成功の秘訣」を記載してみたのは、「こちら」から。

 

 

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  • この記事を書いた人

korolemon

■ニックネーム korolemon Lemonを育てています。 子育て奮闘記ならぬ、Lemon育て奮闘記です。 自宅の庭で、ちょとした隙間を見つけて、ちょっとした家庭栽培・・・ 自分で調べた「あれこれ」を実際に自分でやってみて、 どんな結果になるのかの検証です。 奮闘記です。

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